きょうの午後の病室はどこも同じ話題で盛り上がっています。
北の将軍様逝く。
それが、「金正日がくたばった! ざまあみろ」
違うでしょう。
金正日委員長が亡くなった、って言うんでしょう。
拉致問題と核開発・ミサイルの問題が日本との間にはあるから、敵視するのはわかるけど、常識って物があると思うんですけどね。
自分が亡くなった時に、あいつがくたばりやがった! ざまあみろ、って言われたらどう思うの?
死人に罪はないんだよ。
亡くなることによって、すべての罪が許されるんだよ。
金正日委員長が亡くなったことで、拉致問題は大幅に後退したと思うよ。
金正日委員長と交渉してきたわけでしょう。
交渉相手がなくなったんだから、スタートラインより後ろに下がってしまったってことじゃないかな。
不思議ちゃんはどう考えてるかわからないけどね。
北海道警察旭川方面本部、元・特殊捜査一課。通称SIT。
その前は公安調査庁に在籍。新興宗教に名を借りた詐欺組織に組織犯罪対策法をかけようとして失敗。
警察庁に異動。
篭城犯の説得工作と強行突入に出動。
調子に乗って、犯人を挑発するような交渉をやらかして、特殊捜査二課にとばされた。
後を継いだ三男はまだ28歳。
国の全権掌握には時間がかかるからね。
亡くなった金正日委員長は、父親である金日成主席から全権移譲を受けてから、掌握までに20年かかってるし、どっちにせよそんな簡単にはいかないと思うけど。
その間は軍部が全権掌握するわけで、もしかしたら暴走して、日本にテポドンの雨が降るかもしれないし。
今が一番緊張する時だよね。
そういう話題で日本が右往左往していたとき、肝心の日本の首相は何をしていたか。
民主党のマニュフェストを街頭演説してた。
終ってる・・・・・・。
彼と将軍様(サンバやパラパラを踊るほうの将軍様じゃなくて、北のね)は縁があって、実際に会ってものすごい厚遇を受けたって、昼食時に言っていたから、不思議ちゃんのブログを読んでいただければ、何かわかるかもね。
市長看護師と今朝別れて、相棒を失った不思議ちゃんに新しい相棒ができました。
宇野看護師。
また、看護師やめて実家へ戻ってコンビニのレジ打ちでもやってろ、なんて漫才しながら頑張ってるんだろうね。
ついさっきも喧嘩してた。
不思議ちゃんが、
「宇野、おまえ全然寝てないだろう。寮へ戻って寝て来い。おまえが戻るまでぼくは一人で大丈夫だ。代打は紺野看護師もいるからな」
「おー、紺野さんにLOVEかい! そうなんだ。志村先生に言ってやる。浮気してるって」
「そんなことはしてないし、紺野看護師は病棟の仲間だとしか思ってない。ぼくは、おまえの体のことを心配して・・・・・・」
「目の前の患者さんを見捨てて、自分は高いびきしろってか。ふざけるな、おまえはそれでも医師か。今すぐ辞表を出して、医師を辞めろ! うちのコンビニでレジ打ちと荷出しに使ってやる。自給680円だから。ハローワークの規定する最低賃金をほんのわずか上回ってる。額に汗して働け」
不思議ちゃんは返す言葉なし。
宇野看護師の勝ち。
さて、これから病室巡回とスタッフ・ステーション待機。
今夜は不思議ちゃんとレンタル医師の、わたしのライバルじゃない、杏さんに似た医師がアネさんとともに朝まで隔離病棟で寝ずの番。
隔離病棟の寒さが半端ないんだよね。
暖房をつけても、すきま風がビュービュー吹きぬけるから。
1日交代だから、明日はわたし。
公平だから。
北と違って自由民主主義で、何事も公平だから。
明日が怖いよー。