彼はきょう、やっと児童相談所に入れてもらうことができました。
職員に向かって、この病院のIDカードを提示してから、事の仔細を丁寧に話したらしいのです。
結果、「動いたほうがいいですかね」と逆に訊かれたから、キレかかった彼は、警察に地どり捜査をお願いしたことを告げると、やっと、「動いては見ます。ただ一点、親が虐待したと誰が言ったんですか。その証拠になることはないですよね。友達同士の遊びかも知れないですし」
彼、まだキレずに、「それを調べてくださいって言ってるんですよ。親がやったという証拠はありません。ぼくの勝手な想像です。ただ、3歳児が友達同士で根性焼きをしますか?」
「年上の友達なら、あり得るでしょうね」
「20歳以上の友人がやったのなら、それは虐待でしょうね」
「そうですか。わかりました。訪問してみます。我々に与えられた権限は限られてます。ご期待に添えないことになるかもしれません。それだけは言っておきます」
と言われて引き下がったとか。
児童相談所は、児童虐待事件が続く中でマスコミや国会でボコボコにされたけど、いまだに変っていない。
至急改善の必要あり。
警察のほうが良心的だし、思い切って警察だけを動かした方がいいのに。
児童相談所とはいえ役人だからね、腰が重たいんでしょう。
でも、警察官も地方公務員だからね。
国家公務員は自衛隊だけで、警察官は市役所の職員さんと同じ待遇。
だけど午前9時出勤で午後5時退社の土日祝祭日は公休とはいかない、24時間体制。ご苦労な話で。
法的に、警察が先に公に動くことが許されないから、手順通りに児童相談所に動いてもらう。
法を改善するべきだね。
もし、動きが遅れたら、あの子は死亡するかもしれない。
その責任は誰が負うんだろう。
警察の生活安全課は、地味な事件ばかりで、苦情処理係みたいなものだから、センセーショナルな事件を追いかけたい。
だから1つの班を専従捜査させることにした。
警察には期待していい。
さて、きょうから本格的に新任2名も動き出しました。
担当医として面倒を見る患者さんを与えられたからね。
でも、ダメだね。患者さんより目線が高いよ。
上から目線は患者さんとのコミュニケーションが取れない。
招く結果は死亡。
まあ、ウチの変なおじさんのところではそれが当たり前なんでしょうけど。
医者は患者よりエライ。
患者さんあっての医者だよ。
直ちに改善の必要ありだね。
患者さんがいなくなれば医者はリストラなんだ。
わたしはどうなるの。
コンビニやスーパーのレジはダメ。鮮魚、生鮮、精肉、惣菜、全部できない。
じゃあどこで働けばいいの。
わたしがリストラされれば、彼もリストラだよ。
でも、彼は警官としてやっていけるし、音楽家としても生きていけるだろう。
わたしくらいは養ってくれる。
でも、わたしは好きで医者になったんだ。
リストラなんかされたくない。
アネさんに、午前の巡回のあと、ひっそりと報告した。
アネさんがこの病棟の責任者で院長も兼ねてるから、話すのが適当でしょう。
この病棟には特別ルールがあるから、それを理解できなければ勤務できないよ。
彼は、巡回の途中で、患者さんと将棋に夢中。
同じ目線で話しているとそこまでいきつくことができるけど、ちょっとやりすぎだよ。
早く巡回を終らせないと、午前と午後2階の巡回が、彼の場合は1回しかできない。
副医長になってもやってることは同じ。
これはやりすぎ。
改善の必要あり。
とにかく、これからはこんな平凡な日常が続いていくことになる。
ヲタクとカントクを失った穴は大きい。
代わりに新任をレンタルしたところで埋めたわけじゃないから。
彼とヲタクの「医学的根拠」の掛け合いもないし、カントクに公開中の注目映画を選んでもらうこともできない。
カントクが最後に選んでくれた『ステキな金縛り』はどうしても観たい。
今までの三谷幸喜映画は薦められるレヴェルじゃなかった。
でも、今回は西田敏行さんを迎えたことで、西田さんの演技力が三谷幸喜作品に命を吹き込んで、映画として完成された。
今までのはTVドラマ枠で観るのが妥当な作品だから。
西田さんが作品の質を向上させたんでしょう。
わたしは大ファンだもん、最高にうれしいよ。
早く観たいよ。
でも、終末はお引越しだから。
彼と同じ苗字の引越し屋さんで。
パンダマークだよ。
♪べんきょしまっせ引越しのー ホンマかいな、そうかいなー♪
で知名度をあげたところ。
このCMソングは彼の作品。
同じ苗字の人間に依頼した会社も愉快だね。
今は、アネさんが『はやぶさーHAYABUSAー』を観に行ってます。
いい感想が聴けるといいな。