今日は久しぶりに夫と話をして
医療の限界の話
そんな大袈裟なことじゃないのだけれど
私たちくらいのミッド世代になってくると
身体の不調を抱えることっていうのはよくある話で
例えば更年期とかだってそう
少し前に友人から腕の痛みと朝のこわばりがあるんだけれど
色々検査もしたし、治療もしたけど、
検査上は問題なくて薬試しても変わらなくて、
原因不明と言われて...って話をきいて
そうやなぁ
今の医学でわからんことなんていーーーっぱいあるねんよね....
と、考えさせられた。
小児科医をしていると、
検査データは問題ない子がほとんどで
どうしても検査の正常に近づけるのが正解!
という価値観になるけれど、
大人は特に、実はそうではない、と思う。
その人の適した値というものがあるだろう、というのがひとつ。
もう一つは
体質でもなんでも、何かを抱えながら生きていくことはよくあることで、
なので、それを「より正常」と思われるものに近づけることではなく、
もっと広い意味で「よく生きる」ことを目的とすることが
大切なんじゃないか?と思うから。
well-beingという概念こそが
わたしの目指したいものでもある
だから医者のできることって、ほんま一部でしかないし
治療を「受け身」でもらうのではなく、
目の前の人がしっかりと自分の身体や心、
生と向き合っていくことが何より大事なことやと思う。
小児科医としてできることって
なんだろな
って、色々と考えてみると
とても興味深くて
だって
子どもたちがこれからの人生を強く逞しく生きていく上での
土台を作る
身体や生活習慣のベースを作る時期だからこそ
究極の予防医療ではないかと
きっとWell-beingに生きることを目指す意味で
やれることっていっぱいあるよね
だからこそ、
わたしも、「よく生きること」を体現しながら、
できることをやりたい
と、思う。。。
微力ながら
日々すこしずつ
明日もみなさまにとって、
良き一日になりますように
明日も笑顔で!
おやすみなさい!