お久しぶりです。
7月２回更新をして以来でした。
ちょっと見ない間にアメブロが新しくなってて、びっくりです。
8月から予約システムを変更しました
実はですね、
半年以上前からクリニックの予約が取りにくいと言うお声をいただいておりました。
それはそれで理由があって、
コロナ（疑い）の患者様を個室で診療、その後の消毒やら、隔離をしないといけなかったからです....
しかし、地域のかかりつけ小児科医として
「予約が取れない」という問題を見過ごすわけにはいかず、、、
5月にコロナが5類に変更になったタイミングで変えていく方針を進めることにしました。
そして今回5類変更から3ヶ月経ち、
世間的にもコロナが日常に溶け込もうとしているタイミング、8月に入って、
コロナ対策としてやっていた発熱患者さんの個室診療を緩めることにしました。
それに伴い
予約システムも整理券番号を取って来院いただくシステムにし、
患者さまにはご迷惑おかけしてしまいましたが、、、
そこからコロナ禍の2割マシ、いや、もしかしたらもう少し
患者さんの数を見ることができるようになりました！！
外来は結構混み合うこともありますが、
もちろんですね、
だからと言って感染対策を全くしていないわけではないので、
その辺りはご理解いただければと思っております。
感染症の爆増？！ゆったりできなくてごめんなさい
で、です。
8月からからな、
感染症の流行がおかしいことになっていて、
診断に苦慮しております。
小児科領域、やはり飛沫や接触感染を起こしやすい保育園が感染症の流行の場となることが往々にしてあり
問診での「周囲の流行は？」はめちゃくちゃ参考にするところです。
が！
最近
「Aさん 〇〇保育園 アデノ、インフルエンザ、コロナ、溶連菌」
「Bさん ××幼稚園 ヒトメタニューモウイルス」
「Cさん △△保育園 ヘルパンギーナ、コロナ」
バラバラやん！
しかもAさんみたいなんが多くて、全部喉にくるし....
見分けれるんか？！と、
もう、戦闘モードで喉を覗くわけです。
ちょっとしたブツだったり、赤みの出方だったり、
はっきりした膿とかがあったらラッキー、
アフタ（口内炎）なんかあったら大ラッキー、
（すんません、診断がはっきりする、という意味です）
ここに来て臨床診断学と言いますか、
日常の診断の難しさや深さを感じております。
結局、鼻の検査して、喉の検査をして、
みたいになることもあるんですが。
でも、要は3点＋α
①感染対策をしなければならない病気かどうか
②（早期）治療が必要な病気かどうか
③このまま自宅で見ても大丈夫か
を診て、＋αは必要なホームケアのアドバイスをすること。
頭をフル回転で診療させていただいております。。。
でもですね、
発熱の子がめちゃくちゃ多かったりすると
私の頭は正しい診断、治療に繋げることに１００パーですので
可愛い患者さんとちょっとしたお話とか、
なんかほんまはもっとしたいねんけどなーと思うこともあります。
絡む余裕がない！
この感染症の大波が去って
みんながまた免疫を持った先には
ちょっとゆっくりお話したり、子どもたちに遊んでもらえる（笑）日が来ますように、、、と願っております。
今を乗り切るために
ここ3ヶ月、月に２回は熱が出てます、って子だったり、
小学生、中学生の珍しい発熱...
しかたがないところもあります。
だって、コロナ禍温室に居た訳ですからね。
後遺症を残す病気は避けたいところですが、
幸い子どもを中心に流行っている風邪の類のものは、後遺症はほとんどありません。
夏休み明けで疲れが出やすい時期でもあります。
生活リズムを崩さないように。
あと、ちょっとおかしいな、って時に早めに休むこと。
1日長めに休むこと。
熱が下がってすぐに登園するのではなくて、1日ゆっくりお家で過ごすこと。
おすすめしています。
と、言うわけで、
クリニックの最近のニュース、みたいな記事になりましたが、
予約が取りやすくなったと思いますので、
ご利用くださると嬉しく思います。
元気な顔に会えるのが本当は一番嬉しいけれど、
困った時の「ぐんぐん」、と、思い出してもらえるのも、めちゃくちゃうれしいです。
全然関係ない写真ですが、8月に誕生日を迎えまして、クリニックでお祝いしてもらいました。年齢的にも「揺らぎ」の時期に入ってます。しんどい日もアルヨネ（笑）でも、みなさん、毎日笑顔でいきましょ！