50歳男性が
「両足の筋力低下」で
検査入院されました。
ありとあらゆる検査をしても
原因が見つからず
医師たちの戦略会議である
カンファレンスで
全員頭を抱え込んでしまいました。
決定的な検査が
見つからないままに
次の週のカンファレンス。
おや?
担当医師はなにやら
待ちきれない様子
担当医師
「皆さん!
原因がようやく判明しました」
静まり返る室内
ゴクリ…
担当医師
「原因は…
『鉄下駄』です!」
全員
「なにーーー」
なんと!患者さんは
毎朝毎晩
重さ片足4キロの鉄下駄を履いて
数キロのウォーキングを
していたというのです
最初の段階で
「運動:毎日のウォーキング」
という問診はとれていた
そうなのですが
それがまさか
『両足で8キロの
鉄下駄を履いてウォーキング』
なんて、普通は思いませんよね
入院してウォーキングしなくなると
症状は次第に消失し、退院されました。
ウォーキングシューズで
ウォーキングするのだという先入観…
丁寧な問診の重要性を
再認識したケースでした