抗体の出来にくいボツリヌス菌毒素製剤「ゼオミン」 | 肌がキレイになる★ドクター大西 知恵袋

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当クリニックでは、患者様の健全な生活と健康のため、

ボトックス治療にはゼオミンをオススメしております


ゼオミンは、A型ボツリヌス菌毒素製剤です。

ボツリヌス毒素は、ボツリヌス菌の産生する毒素蛋白であり食中毒の原因物資として良く知られています。その筋弛緩作用を利用してシワの改善などの美容治療を行っています(ω)/


ボツリヌス菌毒素製剤には複数の製剤があり、大きくはA型B型に分類されます。

A型の効果期限がおおよそ4~6ヶ月であるのに対し、B型1~2ヶ月とかなり短く、また効き始めまでの時間が掛かることも短所であることからシワ消しなどの美容では主にA型製剤が使われています。


A型ボツリヌス菌毒素製剤の中でもあえてゼオミンを選んで使っているのは、複合タンパクの少なさ」にあります。

それぞれの製剤に含まれています複合タンパクは、繰り返し使用することで「中和抗体」を産生するという問題があります。


どのような条件がそろえば「中和抗体」が産生されるかはまだはっきりとわかっておりませんが、大切なのは「複合タンパク」の少ない製剤ということです。



患者様の未来を考えて

ボツリヌス毒素はボツリヌス菌の産生する毒素蛋白であり食中毒の原因物質として良く知られています。

その筋弛緩作用を利用して顔面、頚部などの不随意運動や筋緊張を緩和する治療法がボツリヌス毒素治療で、片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頚、心筋梗塞、脳梗塞後遺症、上肢痙縮、下肢痙縮、脳性小児麻痺患者の下肢痙縮に伴う下肢尖足など危篤な疾患を緩和させることに用いられています。


抗体は、一度作られてしまうと同じ毒素では効かなくなってしまうため、自分が生きていくために本当に必要になったときに「A型ボツリヌス菌毒素製剤」が使えないという事態に陥ってしまいます。

そのため、当クリニックでは、患者様の万が一を考えてゼオミンをお奨めしています。


ゼオミンの抗体産生リスクが低いのは、他社製品よりも不要なタンパク質(複合タンパク)を排除したピュアトキシンであるからです。

これは、ドイツのメルツ社が可能にした特許技術です。


ボツリヌス菌毒素製剤による治療を継続的に受けたい人は、ゼオミンがお勧めです(^-^)/



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