ドクター大西からの緊急告知
これから結婚・妊娠を予定される方に、いえ、女性だけでなく、
老若男女を問わずに、風疹の予防接種をお勧めしています。
全国各地で、風疹の罹患者が増えています。
なぜ、風疹が流行るとよくないのか?
風疹の免疫を持たない女性が、妊娠中(特に妊娠初期)に
風疹に感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主とする
先天性風疹症候群の児が生まれる可能性があります。
このため、特に免疫を持たない妊娠中の方は、風疹に感染しないよう、
家族からの感染や、職場での感染にも気をつけることが重要です。
風疹のワクチンの定期接種は、昭和52年度から開始され、
風疹症候群の発生を防ぐ事を目的に
中学生の女子のみを対象に行われましたが、
女子でも何らかの理由で、予防接種を受けていなかった場合、
又は、受けたけれども、抗体価が下がっていて、免疫がなくなっている
場合もあります。
妊娠後に産婦人科にて風疹の抗体検査で免疫がないのを
知ってからでは遅いのです。
免疫は抗体検査(血液検査)で分かりますが、
予防接種前の抗体検査は必ずしも必要ありません。
過去の感染や予防接種によってすでに免疫を持っている方が
再度予防接種を受けても特別な副反応がおこる問題はありません。
早めに接種できる事&検査費用がかからないことから、
検査を受けずに1日でも早く風疹の予防接種をお勧めします。
風疹麻疹混合ワクチン 10,500円
現在、風疹ワクチンが不足している状況のため、
風疹単独ワクチンの確保が出来ず、風疹麻疹混合ワクチンの
ご案内をさせていただいています。
念には念をと、予防接種8週間後に抗体の有無を調べるための
抗体検査も可能です。
注:在庫切れの可能性もありますので、その点ご確認の上お越し下さいませ。
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