昨日は世間の人たちがお花見やゴルフや行楽とお出かけの中、僕は東京まで日帰りでセミナーに行ってきました(*´Д`)=з
今回はスプリングスレッドという伸縮性のある(少し伸び縮みにのする)非吸収性の糸によるリフトです(・∀・)/♪
前回2回のブログがミントリフトという吸収される糸であったのに対して、こちらは吸収されない糸です。
従来のポリプロピレンで出来た非吸収糸が糸自体に切れ込みが入っているのに対し、ミントリフトやこのスプリングスレッドは糸に強固にとげがはりつけてある構造の為、切れにくく、後戻りも少なくなっています。
さらにこのスプリングスレットは糸に伸縮性があるため、顔の表情の動きに馴染みやすく、顔の下方、顎のあたりまで糸を通して強固に引きあげる事が可能です。
糸の入れ方に関しては、今回のセミナーでもまた糸の開発者であるフランス人ドクターもストレートに頬から頭皮内まで通す方法が推奨されているようですが、僕の意見としてはミラクルリフトのようにこコの字型に耳上の骨膜に固定する方がいいと思います。
理由として、
・頭皮内に糸を通すとその部分の痛みがいつまでも長引くことがあること。
・頭皮内の糸は長い期間経ってから出てきたりしやすいこと。(出てきたらそこだけ切ったらしまいですが、患者さんはけっこう気楽に放っておかれて、その部分が感染を起こしその結果そこに少しハゲが出来てしまったりします。ただしこの糸はやわらかいので、ちゃんと入れれば出てくる可能性は低いと思いますが)
・頭皮内の糸がゆるんで効果が減弱してしまう可能性があること。
・頭皮内に半分糸を通すのであればその分顔に通した方が同じ糸の本数で倍の効果があること。
など。(これらが数年前まで盛んに行っていたX-tosisエックストーシスをやめて、ミラクルリフトをするようになった理由です。)
頭皮内にストレートに通す方法のメリットとしては、
・手技が簡便で、短時間で出来ること。
・髪の毛を巻き込んだりすることがない。
・万が一糸を抜きたくなった際に抜きやすい?(あんまりかわらんか。)
など。
ちょっとマニアックな内容になってきて、この手術をいっぱいしている医者にしかわからんような話になってきたので、今回はこれくらいにしたろかΣ\( ̄ー ̄;)
なぜ僕がここまで糸の種類や入れ方にこだわるのか?
それは次回のブログのお楽しみ。
今回のセミナー講師、渋谷イーストクリニック平井先生を囲んで参加ドクターと。
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