ウイルス性疾患である風邪に
抗生物質を出したり
必要ないのに
去痰薬を出したり
効きもしないのに
腰に痛み止めの注射をうつ
こういう無駄な医療に
日本では約1000億円が使われているっていう研究が
筑波大学から出た
JAMAって言って
アメリカ医学界の正規医学誌だから
インパクトファクターも60点以上ある
まぁ
こういう事がなんで日本で起こるかって言うと
理由は二つある
一つの理由は
患者が科学ではなく感情で治療を希望するから
ってこと
コロナでも明らかになったけど
世界では科学的に判断しているのに
日本ではただ怖い
人にうつったらどうするんだ
っていう感情論が先に出て
物事を科学的に判断できない
それと同じで
医者がいくら意味ないって言っても
薬くれ
注射打ってくれ
薬もくれない医者はヤブ医者だ
っていう患者が多いんだよ
医学は科学
科学的でないことをする意味は無いんだけどね
もう一つの理由は
無駄な医療行為によって開業医が患者を通院させているから
ってこと
意味がない薬でも出しておけば
無くなればまた患者は来る
意味の無い注射でもやっておけば
またやってくれって患者が来る
そうする事で
再診料
処方箋料
手技料を稼ぐ
逆にそうでもしなければ
開業医なんて食っていけないからね
まぁ
患者にとっても医者にとっても良い事なら
無駄って言うのか?
って問題もあるけど
確かに国費からしたら
無駄だわな
でも
こういう論文が出るって事は
無駄な医療は削減しますよっていう
国からのプロパガンダなのかもしれないけどね