国立大学病院の赤字が大変なことになっているらしいね

 

報道では年間200億円の赤字になるそうだ

 

経済的に考えると

 

赤字の組織って存在意味がないんだよね

 

税金払わないからね

 

んで

 

しこたま税金を投入されいているっていうパラドックス

 

まぁ

 

大学病院ってのは社会インフラの一つだから

 

赤字でも仕方ないっていう考えもあるし

 

どんだけ赤字だって

 

潰すことは今の段階で国も想定していないだろうから

 

そこまで深刻ではないんだろうけど

 

もし経営を改善したいなら

 

医療経営をずっとやってきた立場からして

 

やることはいくつかしかない

 

まずはベッドコントロールを一元化する事

 

今はどこの病院も入院ベッドのコントロールを一元化できていない

 

だから病棟師長とか病棟医長っていった

 

自分の事しか考えていないやつらが入院できるか否かを決めている

 

それじゃ病床稼働率は上がらないんだよ

 

先日うちのオヤジが大学に救急搬送されたときも

 

ベッドがありません

 

って言われたらしいけど

 

そんな事は絶対にない

 

大学病院のベッド稼働率が100%なんてことは絶対にないからね

 

なんとなれば一時的であれば105%まで受け入れて良いことに病院はなっている

 

いかにコントロールされていないか

 

ってことよね

 

後は

 

損益分岐点を明らかにするってこと

 

どれだけ病床稼働させればプラマイゼロなのか

 

どれだけオペすれば赤字にならないのか

 

その分析をしないで

 

ただ頑張れって言われても

 

スタッフはなにをしていいか分からない

 

それには経営分析をするプロを入れないとダメなんだよね

 

どこまで国立大学病院がそれをやってるか知らんけど

 

勉強ばかりしてきた教授会に

 

医療経営なんて出来るわけないわな~