手術を受けるなら
なるべく上手な医者にやって欲しい
って
そりゃ誰でも思うわな
んで
誰が上手いかなんて一般の人には分からないから
大学の教授だったら上手いだろう
って思って
大学教授まで辿り着いたとする
もしくは権威主義で
自分がオペを受けるなら大学教授だろうって思うやつもいるだろうね
でも
オペが上手い大学教授なんて
そうそういないんだよ
なんでかって言うと
オペが上手い下手は
教授になるための業績にほとんど関係ないから
教授になるためには
何と言っても
研究論文が必要
若い時にいかに研究して論文を書いているか
ってことが一番大事なのよ
だから
若くて医者として伸び盛りの頃に
オペばっかりやっている医者は
なかなか教授にはなれない
たまにオペが上手い
っていう教授もいるけど
ほとんどの外科系教授ってのは
オペはまぁまぁか
下手なやつが多い
一番厄介なのは
下手なくせに
オペが好きっていう教授
これが多いんだわ
だから
教授という肩書に集まってくる患者を
どんどんオペして
ひどい結果になる
それでも
教授という権威と
だいたい口は上手いやつが多いから
患者も言いくるめられちゃうし
教授にやってもらったんだから仕方ない
ってあきらめちゃうパターンも多いね
まぁ
もしオペを上手くやってほしいなら
地元の総合病院あたりで部長を長くやってる外科医にやってもらうのが一番いいと思うよ
それなりに苦労して
腕でその立場になっている医者が多いし
医局からの派遣でも
長いこと部長としてオペやってるからには臨床の実力はあるだろうからね
決して
地方国立あたりの教授に切ってもらっては
いけませんよ
後悔しまっせ