開業医をやっていると
医療と
医療費のシステムについて
知らず知らずに詳しくなる
何をするとお金がもらえて
何をするとお金がもらえないか
それを理解せずに働いている医者が
世の中には多すぎるんだよね
そもそも
医者ってのは
自分たちの知識と技術を患者さんに提供して
お金をいただいて生活している
だけど
それをわかりにくくさせているのが
保険っていう仕組みなんだよね
患者さんから100%のお金を貰っているのであれば
アフォでも理解するんだろうけど
医療費は
9割から7割が医療保険機構から入ってくる
子供や生活保護
身体障碍者などは
10割が保険から入ってくる
だから
金に関する意識が低くなるんだよな
医者も患者も
最近は
包括医療や
介護保険などもあり
出来高でやればやるだけお金がもらえるというシステムではなく
決まった額の中で医療を提供する
って事が多い
そうなると
医療機関は
一日定額制だから
検査や手技
薬
などを使わなければ使わないほど儲かる
逆に言えば
コストを考えずに医療をやっていると赤字になる
こういう医療にまつわる金のことを
研修医からきちんと教えてほしいんだよな
大学とか
大きな病院で働いている医者ほど
コスト意識が低い
オレは金のために医療やってんじゃねぇ
って
未だに言ってるアフォが山ほどいるからね
だったら
ボランティアで
給料ゼロで仕事しろや