今年もみんなが元気で過ごしてくれればいいんだけど
何かの折に手術を受けなくちゃいけなくなるかもしれない
そんな時に
持病があったら手術に影響するかも
って思うよね
外科医が手術を検討するときに
一番気にするのは
心臓に疾患があるかどうかだね
麻酔や手術で体に負担をかけた時に
心臓にトラブルがあると重篤な合併症につながる
そして
抗凝固剤を飲んでいるかどうか
も重要
いわゆる血液サラサラのお薬ってやつね
持病に不整脈や心筋梗塞
脳梗塞
血栓塞栓症
なんかがある人はたいがい血液サラサラの薬を飲んでる
バイアスピリン
リクシアナ
系の薬を飲んでいると
手術をする1週間前には薬を止めて
ヘパリンに切り替えなくちゃいけないから
外科医や麻酔科医はすごくナーバスになる
もう一つの持病で重要なのは
糖尿病だね
血糖値がべらぼうに悪い人は
免疫力が低下しているので
手術をした後に
感染症にかかりやすい
また
手術前後のコントロールが難しい
だから
糖尿病の管理が出来ていないと
緊急の手術でない限り延期される
インスリンを一時的に使用するときもあるし
なるべくなら
HbA1cを7.0以下にコントロールしたいね
いつ手術になるかもしれないから
40歳以上になってきたら
日常の体調管理ってのが大事なんだよね~