交感神経
とか
副交感神経
とか
聞いたことある?
これは自律神経って言って
内臓や血管の働きをコントロールする神経
交感神経は
動物が興奮するときに活発になる神経
例えば、誰かに襲われた
って時には
心臓がバクバクなるし、抹消の血管が閉まる、瞳孔が開く、血圧が上がる
っていう現象が起こるよね
これは交感神経が働いているから
逆に、これが働かないでいると緊急時に逃げたり、危険を回避できないよね
だから
すべての動物が、襲われたり、緊急時には同じようになるように出来ているんだよね
一方で
副交感神経ってのは
体がリラックスするときに優位になる神経
極端な話
寝ているときには
血圧も落ち着くし、心拍もゆっくりなるし、手足の毛細血管も開いて温かくなるよね
んで
人間の体ってのは
極度に興奮しているときでも
極度にリラックスしているときでも
快感を感じるように出来てるんだよね
興奮してセックスしているときも気持ちいいし
お風呂で「あ~」って言ってる時も気持ちいい
これを薬剤でもたらすのが
覚せい剤や大麻などの薬剤なのよ
覚せい剤ってのは交感神経系をビンビンにする薬
アンフェタミン、メタンフェタミンっていう薬剤が
交感神経を興奮させるアドレナリンと似ているから
人間を極度に興奮、覚醒させる作用がある
一方で俗に麻薬といわれるものは
副交感神経を優位にさせる薬
副交感神経の伝達物質である
アセチルコリンを代謝させない
すなわち多くさせることによって
極度のリラックス効果をもたらす薬なんだよね
これが
究極になると
サリンのように
リラックスさせすぎて呼吸もできなくなる、血圧の保持もできなくなる
っていう薬になっちゃうわけね
これ系の
自律神経にまつわる話ってのは
薬学の基礎にもなるから
一般の人でも知っておいて損はないかもね~