よく医師がアルバイトをする
という話を聞きませんか?
これは
大学に勤める医者は給料が少ないので、週に一回、一般の病院に出てアルバイトをする
という意味です。
大学からはどんなに教授でも公立なら50万くらい
それ以下の医師なら30万が良いとこくらいしか給料が出ません。
それが一般病院にアルバイトに出ると
1日10~15万は貰えます。
それで何とか月に100万位の収入にするって医者が多いんですね。
アルバイト料を出す側の病院は
その給料分の仕事を医者に期待しているわけではありません。
1日に10~15万分の仕事が出来る医者なんて全体の1%もいません。
それではなぜ出すのか?
それは大学病院とのつながりを持っていたい
というのが一番ですね。
いざというときの患者さんや、もし医師が足りなくなった時に相談出来るように
大学病院、医局とつながりを持つ
そのための保険料的な意味合いが強いですな( ´_ゝ`)
あとひとつは
医師配置数の確保です。
病院は入院患者数と外来患者数によって配置しなくてはいけない医師の数が決まっています。
極端な話
一人の医師が1日に1000人の患者さんを診てはいけないんです。
そのための人数あわせで、稼げない医者でも配置しなくてはいけないんですね
ですから病院としては
稼げる医師がいる
もしくは
病棟が満床に近く稼働していれば
稼げない医者でもいてもらわないといけないんです。
なんか医療費を高騰させるだけのシステムな気もしますが仕方ありませんなぁ~(・ε・` )