実は先週の木曜日から日曜日までタイへ新しい手術手技の勉強をしに行ってました。

タイでの写真の数々がまだ僕の手元に届いていないため、タイのお話しはまた次回のブログで書きます。


というわけで、先週木曜日の外来を休診にしていたのと、来週木曜日がゴールデンウイークでお休みであることが重なって、なんと今週木曜日の外来がえらいことになってしまいました。

なんと先々週の時点で予約が110名でした。

午前診でさばききれるとは思えない数です。


タイから帰ってきて今週火曜日にもう一度予約を確認すると、キャンセルがあったようで105名まで減ってました。

それでも100名超えしてます。いままでのクリニック最高記録が95名ですから、余裕超えです。


9時から9時半の枠に予約が36名と異常な数が入ってました(まぁ僕が入れたのですが)。

当クリニックは外来が9時からスタートなんですが、僕の9時の予約患者さんが毎回だいたい20名前後入っているので、いつも8時半から外来を開始しています。

今回はとんでもないことになっているので、看護師さんに無理をお願いして、8時15分から開始させていただきました。

というわけで看護師さんも8時に出勤してくださいました。

前もって先に注射の薬を詰める作業をしていただいてます。


8時15分、外来スタートです。

すでに電子カルテ上には10名以上の患者さんが待っておられました。

診察室に入る患者さん、患者さんがみんな、


「先生、今日は混んでますね~。(外は)えらい数ですよ。」


どうやらすでに待合室に人だかりができているようです。

僕は診察室から一歩も出ませんから、外の状況がどうなっているのか一切わかりません。


「そうなんですよ。今日は最高に数が多いんです。100名超えてるんですよ。」


僕がそう言うと患者さんたちはみんなびっくりして、


「ほな、今日は急ぎますわ!先生大変やろうけど頑張ってくださいな。」


ほとんどの患者さんが、察してくれて急いでくださいます。

ろくすっぽ会話もできず、ほんまに申し訳ないです。

もちろん余裕がある日には色々お話しを聞かせていただいています。


実はまだ声の調子も良くなくて、お酒の影響なのかその日は声がさらに出にくくなっていたので、大声を出すことができず、診察室に入ってもらうのにマイクで患者さんの名前を呼ぶのにも、かすれたり小さくなってしまったりしてしまいました。

その声のトーンのあまりの低さに患者さんたちはみんな、


「先生、今日は元気ないですね。いつもの声の半分ですけど、体調悪いんですか?」

「声がおかしいですけど、風邪ですか?」

「その声、黄砂にやられたんですか?」


ホント、みなさんに心配をかけてしまいました。


中盤からさらに声がおかしくなってしまい、診察終わって出る患者さん出る患者さんに、


「先生、お大事になさってくださいね。」


またもや逆パターンのお言葉を頂戴してしまいました。

なんかよく言われてしまってます。まさに医者の不養生、あきません。反省です。


患者さん、看護師さんの協力があり、キャンセルがさらに3名あったので合計102名の患者さんの診察を終えたのが結局なんだかんだで、午後1時前でした。


外来の看護師さんが予想した時間ピッタリでした。

何よりそれが驚きでした。


100名超え、こんな形でついに突破してしまいました。

実はゴールデンウイーク明けの木曜日も既に85名の予約が入ってます。

けど、どうってことなくなりました。

慣れってこわいですね~。こんなのに慣れたくないですが・・・。