6月1日、もうすぐ梅雨に入るであろう日曜日に、大菩薩嶺2,057 mに登ってきました。
ここはかつて、連合赤軍が冬季山岳ゲリラ訓練を行うために合宿していたことで有名で、その当時宿泊していた福ちゃん荘という山小屋も健在です。

上日川峠(かみにっかわとうげ)まで車で行くことができるので、山頂まで標高差はわずかに470m。
高尾山級の技術体力でも、安心して2000m越えができます。

いつものような快晴に恵まれ、日焼け止めには皆余念がありません。
”りんご農園のおかあさん”のような、顔を覆うスカーフ付の帽子や、旧日本陸軍南方方面隊のような肩にかかる日よけの布がついた帽子やら、それぞれが工夫を凝らしていました。

私はというと、小さいころから帽子嫌いで、先日の尾瀬至仏山登山の時は、うすくなった頭髪を通過した紫外線で、頭皮が日焼けして往生したので、今回は日焼けローションをヘアトニックのように頭にふりかけて再トライ。こういう事には、頑固というか、独創的というか、妥協しない性格なのです(^^ゞ

樹林地帯を歩くと、ホーホケキョと鳴く鶯と、カナカナカナと泣くヒグラシの声を楽しみながら、適度に息の切れる坂を登ることになります。
初夏の日差しで、さすがに汗はかきますが、日陰に入ったときには斜面を駆け上ってくる自然の風が心地よかったです。

山頂に近くなると、突然高い樹がなくなり、荒涼として風景を楽しめるのは、さすがに2000m級であることを実感させてくれます。
午前中は、富士山や南アルプスの眺望も素晴らしかったのですが、午後になって靄がかかってぼやけてしまいました。
やや岩場の多い尾根歩きも、いつもとは違う非日常的風景を楽しむことができました。
東京から近くて、気軽に高山気分が味わえる大菩薩嶺は、『また行ってみたい山』の上位になったようです。