そして・・迷子
滑りやすいし、急な登りだし、ハーハーしながら、ようやっと伊豆が岳山頂に到着。まだ11時前。北からの風が吹き上げてめちゃくちゃ寒い。岩を背にして風をさけ、甘い菓子パンを食べて小休止。お昼は次の場所で食べる予定。結局、お昼を食べる余裕もなくなったのですが、この時はのん気に次の場所で食べようと思ってました。それにしても日差しが強い。日焼け止めをつけてないのでモロ日焼けしそう(笑)富士山が見えないのは残念だけど、この景色の中にいると心が大きく広がる気がする。しかしのんびりしてはいられない。この後10㎞の登り下りが待ち受けている。さあ、頑張るぞ~♪張り切って出発したんですが、滑るんですよ。ズリズリッとなって足元が不安定。うへ~~おっかなびっくり、へっぴり腰で下っていたら、後ろから来た大学生くらいの男の子ふたりに、この先はずっと滑りやすい道が続くと教えられた。「子の権現に行くんですか?! 10kmもありますよ」ひとりが言えばもうひとりも言う。「滑りやすい道が登ったり下ったり。ずっと滑りやすい道が続きますよ」そしてふたり声をそろえて、「無理、無理、ぜったい無理」よっぽど私がへっぴり腰だったんでしょうね。孫みたいな子にそこまで言われたんじゃ従うしかない(笑)しょうがない。今日は伊豆が岳に登ったってことでひきさがろう。登ってきたのとは別の正丸峠コースで下る。それでも滑るんですよ。ズリッとなって4回も尻餅をついて転んだ。転ぶと、そのたびに焦る~~座骨とか尾てい骨を骨折したらどうなるんだ???それにしても、滑って転ぶなんて、こんなの初めて。支えにするはずのストックさえも滑るんです。。。嫌な山だな~と思いつつ頑張って下り、名栗プラザと正丸峠の分岐にきたので迷わず名栗方面をめざす。これには理由があるんです。登りの時、楽なコースを選んだグループの人たちの道に名栗なんとかプラザって書かれていたんです。帰宅後に確認したら、表示のある手前に分岐があったらしいけど、まったく気づかず見落としてしまいました。どんどん下り、せっせと下ったら、林道に出てしまった。えええっ、50m先には舗装道路があるではないか。振り返ったら、正丸駅は今くだってきた道を登れと表示されている。間違えた~めちゃくちゃショック仕方がないから登り始めたけど、すぐに嫌になる。もう登りたくない。再登山は断念して、県道だかなんだかの舗装道路を歩くことに。5㎞あまりなので、そんなの楽勝だよ。皇居を1周する距離じゃないか。。負け惜しみのような、強がりのようなことを考えつつ歩きました。人がいないんですよ。ただの1台も車が通らない。黙々と歩いていたら山側の斜面でザザッと音がして、鹿が3頭立ち止まって私を見てる。目を合わせたらサザッと走り出し、一斉に止まってまた私を見る。3頭が同じポジション同じ形で私を見て、1頭が何やら声をだして呼び掛けてくる。似たような声をだして返事しました。「あんた何やってんの?」「遭難したんだよ~」と会話したつもり。私の声に驚いて、いなくなってしまいましたけど。それにしても、これって遭難なんだろうか?ただの迷子のような気もする。歩く距離が長くてめんどくさいだけで、道はしっかり続いてるんだから迷子ですらないかも。でも、このまま夜になったらどうしよう。。手つかずのおにぎりもあるし、温かいお茶も水もあるから、問題ないか。ヘッドランプも持ってるから暗くなっても平気だもんね。とにかく歩き続けるしかない。そして、ようやく正丸峠に到着。そこから再び山道にはいって、丸太を2本ならべただけの丸木橋をヨチヨチ渡ったり、危険と書かれた斜めに傾いた橋を渡ったり、人っ子一人いない山道を必死にたどって、なんとか3時前に正丸駅に到着。ほんとに嬉しかったです。山に慣れて気が緩んでるなと痛感しました。縦走コースの大変さと自分の技量を見誤ったのも、かなりのショック。私はやっぱりお婆さんなんだ!!しっかり思い知らされました(笑)それでも肌だけは若さを保とう~♪人生もスキンケアも前向きに頑張りましょうね♪ディマンシュもオセアントもオーガニック原料を使用。色や香りの調整をしていないため、ロットごとに色や香りが異なる場合があります。