前回は顔振峠までがけっこう長くて、

 

ハーハーフーフーしながら登ったのに、

 

二度目ともなると、えっ、たったこれだけ?!

 

めちゃくちゃ簡単に到着してしまった。

 

不思議なものですね。

 

 

全体を知ってしまうと、そんなに大変じゃないと分かる。

 

でも、全体を見通すことができないと、

 

今の大変さばかりが拡大されて、

 

実際以上に苦痛に感じる。

 

負担が大きく感じられる。

 

まるで人生みたいだ(笑)

 

そして顔振峠に広がっていたのは、思いがけないこの光景。

えええええっ、でした。

 

富士山だ~♪

 

富士山が、いる~~♪

 

嬉しくて、嬉しくて、気持ちが膨らむ♪

 

歩きながら、富士山から目が離せない。

富士山に見とれながら、歩いてしまった。

 

舗装されていて、つまずく心配もなく滑落の危険もない林道だったので、

 

顔を富士山に向けたまま、

 

よそ見しながら歩いても問題なし。

 

富士山が見えなくなってから、ハッと気づきました。

 

もしかして、

 

次の目標地の傘杉峠への登山口を見落とした?!

 

もしかしたら途中に入り口があったかも。。

 

一瞬、引き返すべきかと迷いました。

 

しばし頭の中の地図を探る。

 

昨日のうちに地図をしっかり見ておいたんです。

 

おそらく、大丈夫なはずだ。

 

歩きの距離はかなりあったはずだと思いだして、そのままテクテク。

 

でも、だ~れも通らないんですよね。

 

しかも、長い。

 

かなり長い。

 

林道歩きが、長すぎる!!

 

仕方がないから道端で荷物を降ろし、

 

地図を取り出す。

 

眼鏡も取りだす。

 

さっさと地図で確認すればいいんだけど、

 

この眼鏡をかけるって手順がめんどくさくて、

 

つい地図をないがしろにしてしまうのでした。

 

でも地図で見たら、この道で問題ないのだった。

 

安心して歩き始めて10mくらい先に「傘杉峠」と登り口の表示が出ていた。

 

道が大きくカーブしていたので、分からなかったんです。

 

そんなわけで、ようやく山道を登り始めることになったのでした。

 

急な登り。

 

道は狭い。

 

眺望はない。

 

でも、そんなの問題なし。

 

苦労が楽しいのは山登りのだいご味。

 

この後にガックリすることが待ち構えていたんですけどね。

 

それは明日に続きます(笑)

 

 

 

ディマンシュもオセアントもオーガニック原料を使っています。

色や香りの調整をしていないため、

ロットごとに色や香りが異なる場合があります。