車の多い道を延々と歩かされて、
疲労困憊しつつ、
足を引きずるようにして←自己印象(笑)、
ようやくたどり着いた巾着田。
なんでコレ↓が高麗のシンボルなのか不思議だけど、
お釜のフタみたいな頭は確かに日本人ではないかも。
顔が韓国人だとも思えないですけど。。
巾着田は広大。
いちめんに広がっている。
たしかに巾着みたいな丸い形だ。
ちょっと日本では見かけない光景。
違和感というか、不思議な気がしてジロジロ見た。
畝があって溝があるという田んぼの作り方が日本式じゃない。
日本式よりもっと平板。
それが、異国情緒になってる。
でも、水車もあったりするんです。
日本の原風景。
ただ、輪っかと水の位置関係は、
日本の水車と違っているかな。
つまり用水路が日本のよりも浅いんです。
私はこの巾着田に何をしに来たかというと、
もちろん曼殊沙華を見に来たんです。
ところが、
見られなかった。
「今年は曼殊沙華が咲いていません」と立て看板もあったりして、
なんで?今がまさにシーズンでしょ??
不思議な気がした。
この辺は気候の関係で、咲いたとたんに終わったのだろうか。
期待感いっぱいで曼殊沙華公園に入ったものの、
すべて刈り取られて、
花がなかった。。。
来るのが遅すぎたのか~と思ったんです。
盛りを見逃した。。
しおれた花を刈り取ったのだと思った。
ふと、気がついたんです。
これって、藤の花が刈り取られたのと同じではないか?!
無残な光景。
言葉を失う。
コロナが大変なのかもしれないけど、
こんな風に人間の都合で刈り取られてしまう。
ショックすぎて、茫然。
なんかな~
ガックリ。。。
すご~く寂しい気がしました。
すぐそばを浅い川が流れていて、
釣りの家族なんかもいたりして、
楽しそうなので、
私も川に下りてみる。
そうなったら当然ハダシにもなるでしょ♪
石がゴロゴロしてるから痛い。
へっぴり腰でよちよち歩き。
水が冷たくて、
気持ちよくて、
暗くなりかけた気持ちがスッキリと明るくなりました。
心が溶けて、広がる~~♪
川の流れる音も耳に心地よくて、
私は観光よりも自然の中にいるほうが好き。
見るよりも「感じる」方が好きなんだな~
改めてそう思ったのでありました。
道端には初めて見るピンクの曼殊沙華が咲き、
鮮やかな黄色のも咲いてました。
そしてコスモスがかすかな風に揺れていた。
コスモス畑も刈り取られてしまうのかな~
山の印象も吹き飛んでしまった悲惨な曼殊沙華の光景。
いろいろ考えてしまう山登りの結末でした。
グリーンローションだって植物を刈り取って作られた精油をブレンドしているわけだし、
人間のために植物の力を利用しているわけだから、
私としては何も言えない。。
ちょっと弱気になってしまった(笑)
ディマンシュもオセアントもオーガニック原料を使っています。
色や香りの調整をしていないため、
ロットごとに色や香りが異なる場合があります。