立て続けに 

タトゥーの切除が入りましたので 

アップしました。 

今回も前回と同様 

すべて、ほぼタトゥーに沿って 

切開しました。 

理由は 

正常な皮膚を余計に切ってしまうと 

数回に分けてオペしなければならないことと 

術後の皮膚のつっぱり感がでてしまうことです。 

今回は一度で行いました。 

文字も横に全部切ってしまおうかと 

思いましたが、上と同じぐらい 

ぱっくりしてしまうので 

正常な皮膚をなるべく 

温存するために一文字ずつ切っています。 

術後を見ると 

ひきつれ感がありますが 

(麻酔や腫れや内出血もあるので、、) 

これぐらいであれば 

1ヶ月でほとんど 

目立たなくなります。 

術中、最難関だったのが 

文字です。文字のMやRは紡錘形に切除すると 

その分、倍以上切開がながくなるので 

これも文字に沿って切開しました。 

いろんなテクニックを使って 

何とか縫合しましたが 

当院の看護師にも縫合できるのですか?と 

言われました。 

第一原則は 

正常な皮膚をなるべく切らないこと 

です。 

大学で教わった形成外科的なやり方とは 

まったく異なっていますが 

患者さんの満足度は大きいです。 

もし 

あとで傷跡が目立つのであれば 

切開線だけ、2次修正するか 

フラクショナルレーザーで 

皮膚を入れ替えれば 

さらにきれいになると思います。 

最後に 

傷跡を残したくないので 

最新のピコレーザーを導入しましたが 

やはり 

1回で取りたい患者さんは 

たくさんいるということですね。 

1回で取れるレーザーが 

はやくでればいいですね。