最後の日の、ホントのホントに最後の授業
自習にしました。
自習中でも積極的に質問してくれて、ホンマにもう思い残す事、教え残す事はないと満足して教室を去ろうとしていたところ…
みんなが僕の前にワラワラと集まってきたので「ん?学級崩壊かな」と勘違いしそうになったその時、
スパーンと惜別のクラッカーが鳴らされるとともに、みんなが最高の笑顔であんなことこんなことを伝えてくれました。
人間なかなかあんなに感動させられる場面に出くわすことはそうそうないと思います、涙(なだ)そうそうない。
結婚式のウエディングベルはまだまだ聴けそうにありません。
しかし、最後の授業の終わりを告げるチャイムは、例えるなら、僕がこれから教師という職業と結婚することを祝ってくれるウエディングベルのようなものでした。
サラリーマンという職業と結婚したものの、教師という仕事に魅力を感じてしまい、しゃーないからリーマンに別れを告げて教師と恋に落ちる、そして今にいたる。
サラリーマンよ、けっしてお前のことが嫌いになったわけではないんだ、許して欲しい。
ただし、もうお前のところに戻るつもりは、ない。
こんなことを書いてて僕は思いました、本当の結婚は一度きりでありたい、と。
実は、
最後の授業中、みんながあまりにもいつもと同じ様子だったので、「もうちょっと寂しがってくれてもええんちゃうかなぁ、最後やのに…」と感じていたところのサプライズスパーンだったので余計にハートを貫かれました。
記念で撮ったパノラマ写真。
写真の右側で抱き合ってチューをするフリをする男子2名に笑いをもっていかれそうになったので、僕も負けじともらった色紙2枚を扇子に見立てて日本舞踊を舞いました。
“教師”であり“笑か師”でもありたい、そのモットーから生まれたとっさの日本舞踊でした。最後の笑いを自分以外に持っていかれてたまるか。
50分の授業を週に2,3回行う、たったそれだけの間柄でしたが、僕が転職(再婚)して最初に出会った生徒が君たちなのです。
そんな君たちとの出会いを大切にしたい、今後ともよろしくね♪
I wouldn’t have passed the exam if I hadn’t met you.
