こんばんわ！
Ｄｒ．masatoです。
前回『BMAL1』で少し話題にしました、体内時計の話です。
私たち人間のみならず、全ての動植物には体内時計が備わっているといわれています。
これを
『サーカディアンリズム』
といいます。
朝、日光を浴びて目が醒め、夜になると眠くなるのはこのリズムが体に備わっている証拠です。
その他にも、体温・血圧・ホルモン調節などの生命活動に欠かせない重要な機能が
『サーカディアンリズム』
によって調節されています。
不規則な生活が続くと、このリズムが崩れ様々な疾患を引き起こす原因となります。
不眠や精神不安だけでなく、
高血圧・糖尿病などの生活習慣病、
気管支喘息・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患も
このリズムが崩れが関与しているとも言われています。
このリズムを整える方法は次の３つの方法です！
１．日光をあびる
日光を浴びることにより14時間後にメラトニンを分泌しなさい！という指令がインプットされます。
朝７時に起きると、夜22時頃に眠くなるのはそのためです。
決まった時間に日の光を浴びることがリズムを整えるのに重要です。
２．食事
1日3食が基本です。
朝、昼、夕食をこのリズムに則した内容の食事をとる事も重要です。
リズムに則した食事内容については次回お話ししますね。
３．入浴
38度前後のお湯に20～30分程度浸かるのがBest！
熱すぎるお湯では交感神経が興奮してしまい、覚醒してしまいます。
ちなみに、寝る直前の入浴はあまりお勧めしません。
睡眠は体温が下がり始めるころに就寝することでよく寝つけるといわれています。
就寝１～2時間前の時間帯に入浴することをお勧めします。
まずはこの3つの方法を実践して体内リズムの是正を図りましょう！！！
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