皆様こんばんはニコニコ花

 

 

6月に入り、暑くなってきましたね晴れ晴れ晴れ

 

 

タラーをかきやすい時期になってきましたやしの木

 

 

本日は多汗症治療についてニコニコ

 

 

ここ数年で、新しく出た保険適応の薬もあるので必見ですキラキラ

 

多汗症には

全身に汗が増加する全身性多汗症

体の一部(脇・手のひら・足のうら)に汗が増える局所多汗症があります。

 

 

まずは

保険適応の外用薬

丸レッドエクロックゲル(12歳以上)(ゲルタイプ)

丸レッドラピフォートワイプ(9歳以上)(ふき取りタイプ)

があり、1日1回就寝前に外用しますニコニコ

 

どちらも抗コリン作用で、エクリン汗腺からの神経伝達物質をブロックし、発汗を抑制します。

なので、緑内障や前立腺肥大症の方は使用できません。

 

 

その他、自費診療丸レッド脇ボトックスがあります。

1回の注射で4~6ヵ月効果が持続します。

夏や夏前にする方が多く、真夏にグレーのTシャツが着れる爆  笑スターって喜ばれますピンクハート

 

 

次に

保険適応の外用薬丸レッドアポハイドローション(6歳以上)

2023年6月に発売されました。

1日1回、就寝前に外用し、朝に洗い流しますウインク

抗コリン作用での発汗抑制です。

 

 

手汗も自費治療丸レッドボトックスがあります。

手指の方まで細かく打っていくので、施術中は痛みがつらいです泣

 

 

その他には、

丸レッドイオントフォレーシスとゆう、手掌・足底の多汗症に効果的な保険適応の治療があります。

手掌と足底を水道水につけて電流を流すことにより、水素イオンが生じ、汗の出口を障害し発汗抑制すると考えられています。

週1~2回通院し、8~12回治療し効果がでてきます。

効果は高いですが、継続して通院治療が必要となりますタラー

 

 

 

丸レッド塩化アルミニウム

外用薬ですが、保険適応外です。

塩化アルミニウムは角層内の汗管とくっつき、発汗の出口を物理的にふさぎ、発汗抑制します。

頭・顔・手・足・脇などに使用できますニコニコ

副作用でかぶれが多いので、実際には手・足・脇に使用することが多いです。

効果がでるまで1日1回、2~4週間外用を続け、汗が少なくなってきたら、

外用回数を、週に2~3回に減らしてもOKウインク

他の外用は毎日外用継続が必要なので、減らしていいのは、続けやすいですねニコニコキラキラ

 

 

 

足底は残念ながら、いまのところ保険適応の外用薬がまだありません泣くうさぎ

 

 

頭部や顔面の多汗症や、全身の多汗症は、内服で治療します。

保険適応があるものは、丸レッドプロバンサイン

抗コリン薬です。

内服して1時間程で効果があらわれ、4~5時間程効果が持続しますニコニコ

効果は少しマイルドとなります。

副作用としては、口渇・便秘・排尿障害などがみらることがあります。

 

 

いづれも、汗を完全にとめるとゆうより、減らす治療で

エクロックゲル

ラピフォートワイプ

アポハイドローション

この3つの外用薬の効果は大体、50%くらいの人が、50%以上汗の量が減るようですニコニコ

 

 

個人的には、脇に関しては

 

ラピフォートワイプ > エクロックゲル

 

のような気がしますニコニコラブラブ

 

 

長々と呼んでくださり、ありがとうございましたニコニコ

 

参考となりましたら、幸いです花