『ご挨拶』
MADEFOR COSMETICS(メイファーコスメティックス)(http://www.madefor.co.jp/
)プレゼンツ、「世界の皮膚科学研究早わかりブログ」掲載させて頂きますDr.MADEFOR(ドクターメイファー)です![]()
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シリーズで髪の毛の話を掲載しておりましたが、今回からはちょっとテーマを変更して『美容皮膚科学』に関しまして掲載させて頂きます![]()
美容皮膚科学とは『皮膚疾患の治療に加え美容を目的とした皮膚科学分野』のことです![]()
最近では、美容クリニックなども流行っていることから耳にされるかたも多いかもしれませんね![]()
しかし、聞いたことあるけどよくわからないってことが多くないですか![]()
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ここでは、そんなちょっとした疑問を解決できる簡単な内容をご紹介させて頂きます![]()
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『本日のトピックス』
~ケミカルピーリングとシワ治療
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皆さん、ケミカルピーリングという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、どういう意味かはご存知ですか![]()
それは、この単語の意味を考えれば簡単に連想できるかもしれません。つまり、「ケミカル=化学物質」「ピーリング=剥く」=化学物質を使って肌を剥くということですね。では、なぜ、こんなことをするのでしょうか![]()
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肌の美しさは、角質に存在する「皮溝」と「皮丘」が規則正しく組み合わさって(はじめの方のブログで紹介しましたね)、「キメ」を形成することで確立されます。
しかし、老化によるしわや肌あれなどで、この「皮溝」と「皮丘」の規則性が乱れるとキメがなくなり、肌が美しく見えなくなってしまいます![]()
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そのため、角質表面を化学物質により剥離し、キメを一時的になくしてしまい、自然治癒力を利用して、あらたに規則正しいキメの整った角質を再生させるということが必要となります![]()
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以上がケミカルピーリングの正体なんですね![]()
では、このようなケミカルピーリングの薬剤にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なものを以下に示します。
①フェノール
しわ取りとして古くから利用されている。しかし真皮層まで剥離してしまうため感染症などの危険を伴う。
②トリクロロ酢酸
皮膚の白変などがおこるがシワは改善する。しかし、一時的な効果である場合もあり、その後再びシワの形成がみられるケースもある。
③グリコール酸
ピーリング剤の代表的なもの。角質のピーリング剤。化粧品などにも配合されている。効果を示すためには一定の条件下での使用が望ましい。
④サリチル酸
副作用が少ないピーリング剤として知られている。ニキビや細かいシワなどに効果がある。しかしながら、使用後に赤みが伴うこともあるため、使用には注意が必要。また、エタノール基剤かマクロゴール基剤などの違いがある。
以上が代表的なピーリング剤です![]()
広く使用されている技術ではあるが、副作用も伴うので、ご希望の方は医療機関での実施を絶対![]()
おすすめします![]()
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