こんにちは

 

私は医師の立場上、

痛くてもやれ!

痛くなくてもやるな!

とガンガン激を飛ばすことだらけなのですが

  

 

 

怪我をしてしまいまして。

 

 

 

患者さんで、

「痛くないんだから(症状がないんだから)

もう大丈夫だろう」とやりたいことをしてしまう人の気持ちが

 

 

 

初めてわかったのでした。

 

 

 

始めは

痛くなくなってきたんだから

逆に動かさないとますます使えない部位が増えるではないか!

(筋力が落ちるではないか!)

と理屈をつけて、動いていたわけなのですが

 

 

 

完全に治ってないうちに動いたせいなのか

また同じところを今まで以上に痛めてしまったわけです・・・

 

 

 

この、

症状がないんだから動いてしまう(安静が保てない)、という理屈 

  

 

 

 

喫煙者は、症状がないから

いつか呼吸機能が低下するといった「将来の弊害」が想像できないから

つらくないから体に悪いことをやめられない

 

糖尿病の診断を受けて内服治療をしていても

症状がないからこっそり食事制限を守っていない

 

 

 

というふうに

 

 

 

なんともないんだから好きにしたっていいんじゃないか

 

 

という人そのままではないか・・・!

 

  

 

 

 

症状がなくてもやってはいけないことはあります。

専門の人に、「やってはダメ」と診断されたら

やっぱり、やってはいけないんです。

 

 

 

そして、

もし同じことを繰り返して痛みが出たりして、人にぼやいても

(喫煙者で咳が止まらないとか、食事不摂生からくる糖尿病の人で糖尿病の神経障害が出たとしても)

「それは専門家のアドバイスを聴かないあなたがいけないんでしょ」

という目で見られるわけです。

 

 

  

 

要は

自分が専門家の意見を聞かないのが悪い。

何度も同じことをしていれば

そのうち誰も助けてくれなくなる・・・

 

 

 

 

 

医師ではありますが

自分の体となると、自分の感情も絡んでくるので

正常な判断がしにくくなることがあり・・・(いいわけですが)

 

 

 

 

自分の健康管理、体調管理は

何よりも大事だな、と思い知ったのでした。

 

 

 

 

 

 

みなさんは

「わかっているけど、(症状がないんだから)

(体に悪いこと)やめられないんだよ

ということ、ありますか?

 

 

 

人間、痛い目に合わないとなかなかやめられないものですが

内心「ほんとはダメだってわかってるんだよね、、、」と目をそらしながらも

やめられないこと。

 

 

 

たとえば

睡眠不足とか。

甘いものタベスギとか。

しょっぱいものタベスギとか。

 

 

 

 

 

癖になっていることをやめるのって

難しいですよね。

 

 

 

反対に

今まではできていなかったことを

できるようにするのは

もしかしたら、、、、

 

癖になっているのをやめるよりもやりやすいかもしれません。

 

  

 

 

 

 

 

野菜を食べる量を増やすとか。

運動するとか。 

 

 

 

 

 

 

まずは

自分の長年のくせを「やめる」のがどうしても難しかったら

新しいよい習慣を「プラスする」

を意識すると良いと思います。 

 

 

 

 

良い習慣が身につくと

健康的な生活が心地よくなり、

悪い習慣を、やめようかな、と一歩頑張りたくなるはず。

 

 

 

 

 

運動だって

きつすぎるのはイヤだけど

1000歩プラスしてウォーキングする

1日1分筋トレをする、などであれば

まず1日

次に3日を目標にするのは

思ったより気楽にできるかもしれません^^

 

 

 

 

 

運動不足の人で

今までは面倒くさくてできなかった運動で

まず最初に何がとりかかりやすいか・・・?

 

 

 

これからまとめてみます。

 

 

 

 

 

今日はここまで!