こんにちは!
あなたの肌本来の美しさを引き出すDr.Lamicheです
みなさん、ニキビができたときはどのようにケアされますか?
皮膚科で処方されたお薬を使用したり...特に何もしなかったり...もしくはニキビパッチを使われる方もいらっしゃるかと思います
今回は知ってるようで知らない!?ニキビパッチの正しい使い方と注意事項についてお話いたします
ニキビパッチの使い方としては、まず圧出前と圧出後に分けられます
圧出前に使うニキビパッチとしては、マイクロニードルパッチといってパッチにとても微細な非金属の針がついているものがあります。これは微細な針の部分についているサリチル酸や抗炎症物質がニキビの炎症を抑えてくれる原理になっています
長所としては、自宅でとても簡単に使用できるという点!短所としては、効果がとても制限的である点
圧出後に使うニキビパッチとしては、ハイドロコロイドパッチというのを通常使用します。これは傷口に貼ることで治りを早くしてくれるもので、2次感染を防いでくれる役割もありますし、傷口の湿潤環境を保つことで治癒力を高めてくれるものです
長所は、簡単に使用できること!短所は、ニキビの予防、改善効果がないということです。
そして、ニキビパッチを使う中でよくある間違いやすい点があります
それは
ハイドロコロイドパッチを圧出していない膿んだニキビの上に貼ること。
ニキビはアクネ菌という嫌気性菌による炎症なので、上から覆っても細菌は取り除けません
”ニキビが出来てはハイドロコロイドパッチを貼る”ということを繰り返しているうちに、ニキビは最終段階まで膿んだ後に潰れてしまいます。
ニキビの主な管理方法としては、抗生剤を塗り、ニキビが化膿し傷ができる前に適切なタイミングで圧出をすることです
また、マイクロニードルパッチの場合にも、ひどいニキビの状態を大きくしてしまうこともあります。
マイクロニードルパッチは、すぐに治療を受けられない場合などの一時的な処置として使うのが良いです
ニキビができたということは、皮脂が毛穴に詰まって出れなくなってしまい、炎症が起きてしまったということです
ほかの毛穴にも皮脂が詰まっていてニキビができる準備ができてしまっていると考えられるので、ニキビパッチだけで治そうとするのではなく、皮膚科できちんと治療を受けることをおすすめします
~刺激を受けた肌に密着治癒🌿~