埋没法の闇(フィクションです) | ドクターこまちの雑文日記

埋没法の闇(フィクションです)

実際にあった話を少し変えていますが、本当にあった話が元になっています。

これからしばらく、半実話話をネタにしてみます。

 

23歳の女性です。
 

二重手術を受けようと、ネットで評判の良いAクリニックに予約をし、カウンセリングを受けました。ドクターは目元をチラッと見てカウンセラーに「希望のラインを作るならオリジナルじゃなく、スペシャルだね。」と言って隣の部屋に行ってしまいました。
 

カウンセラーの女性が金属の棒で二重ラインを作って見せてくれました。そのラインを見てオリジナル埋没法2点留め19,800円(税込:1年保証)はすぐに取れるので、取れない埋没法で、すぐにメイクのできるスペシャル埋没法5点留め750,000円(税込:永久保証)を勧められ、「本日であればモニター契約割引20%で、特殊麻酔代33,000円と薬代12,000円が割引になるので564,000円になる、腫れはちょっと泣いたぐらい」と言われました。
 

ホームページで見たより高い費用と、カウンセラーとドクターの言葉に違和感を覚えたが、帰ろうとするとカウンセラーの女性が「今、支払いしないと20offモニターが適用されないかもしれない。」と言い出したので、慌ててしまい契約してそのまま手術を受けることになりました。
 

家に帰って家族にすら顔を合わすことができないほど腫れており、お父さんがクリニックに怒鳴り込んだのです。

 

(続きは、また今度)