フォトフェイシャル(光治療)やレーザートーニング(ピコトーニング含め)はシミ、くすみの治療で行っているクリニックは多いですが、
 
シミの種類によってはピコスポットで1-2回でとれるであってもピコトーニングでは10回施術しても残っているということがあります。
エンドレスのトーニング商法は終わりがありませんのでご注意ください。
 
老人性色素斑、そばかすはフォトフェイシャルである程度までは薄くなります。ただし、複数回施術することが前提で一定のレベルまでシミが薄くなるとそこからは全く反応しなくなります。レーザートーニング単独ではかさぶたにすらなりませんので薄くはなっても老人性色素斑やそばかすはとれないでしょう。
 
下のモニター様のようにフォトフェイシャル(光治療)ではほとんど反応しない薄さのそばかすもピコスポット照射後はかさぶたができます。
ダウンタイムが1週間はしっかりとれる期間でしっかり治療されたいのであればピコスポットがおすすめです。
テープは不要ですが、施術後は軟膏とハイドロキノン、ビタミンCとトラネキサム酸、紫外線対策は行っていただきます。
 
後天性真皮メラノサイトーシスは深い部分にある一種のアザです。フォトフェイシャルでは深部にある病変は除去できませんし、レーザートーニングは出力が弱いので不十分です。ただ、あざの上にあるくすみが改善して少し薄くなったように見えることはあります。
 
 
フォトフェイシャルは当院ではライムライト、アキュティップを行っていますが、昨年ピコレーザーを導入して以来、使用頻度がかなり減りました。
 
フォトフェイシャルは肌のハリがでますし、かるくひきしまるのと赤みにも効くのでダウンタイムなく肌質改善されたい方にはおすすめです。
 
ピコトーニングは肝斑やもやもやした色素沈着でビタミンCやトラネキサム酸などを内服されている方がさらに改善されたい場合におすすめしています。肝斑を刺激しないよう医師の施術で行っています。境界のはっきりしないくすみの改善にはおすすめですが、老人性色素斑やそばかすのようなハッキリしたシミにはおすすめしておりません。