これまで「新版QFD」という言い方をしていましたが、この言い方はよくない。確立された手法にわざわざ「新版」と銘打つのは、率直に言って関係者にあまりに失礼です。大変申し訳ありません。

図をご覧いただくとわかるとおり

図面全体は、これまで「Do展開」と呼んでいた範囲を明らかに超えています。Do展開は、左半分に顧客Do、右半分に自社Doを配置する図面なので、「Do展開」と呼ぶのはなあ、、なんか違うよなあ。。

注目したいことは、

一貫して機能表現（第Ⅲ文型）を貫いている点です。機能表現を数珠繋ぎにして考えていくため、やはり、「Functional Deployment（機能展開）」というフレーズはぜひとも大事にしたいです。

では

何を展開しているのか？

一連の機能展開の出発点は何か？

展開の出発点は、

「コト」なんですよね。

すなわち、「顧客が実現したいコト」です。

コトを出発点とした機能展開

それならば、

「CX機能展開」と呼びたい。

CXは、Custmer Experienceです。

再来月、

某社BM活動は2023年度最終発表を迎えます。

今日のワークセッションでは、最終発表の落としどころを何処に持っていくかを、話し合いました。

最終発表に臨むP班とC班は

それぞれ独自のストーリーラインのため、使用するツール群が異なるのですが、両者に共通するツールが今日決定しました。それが、CX機能展開です。

P班、C班ともに

CX機能展開のサンプルを創ろう！

ということになりました。

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今回のことは、

私にとっても非常に大きな意義があります。

名工大産業戦略工学専攻仕込みの「技術経営（MOT）」ど真ん中の打ち上げ花火です。

なんというか、その、、

武者震いします。

CX機能展開の出口は、

これまでのDo展開とは異なります。

到達点は 品質特性 です。

今後、同社が取り組むべき「開発テーマ」を掲げ
その技術テーマが具備すべき性質を「品質要素」として示し
その品質要素は具体的にどのような「尺度」によって表すことができるものであり、具体的にどれくらいの水準を達成するべきかを「数値」で示す。「尺度」と「数値」で表したもの、それが「品質の特性値（品質特性）」です。

追伸.

ダテッチへ(^^)

出張おつかれさまです

前もって連絡してきれてくれてありがとうございます

以下の過去投稿は、ダテッチのイメージに合っていると聞き、とても嬉しいです。

最終発表に向けて

ぜひ一例を創ってみませんか？

「渾身の提言」というには、まだまだ考察が足りていないので、今年度は「こういう考え方はいかがですか？」というサンプルの提示になりますが、自走に向けてとても意義のある発表になると思います。

最終発表が楽しみだねヽ(^o^)丿

これまで仮称だったけど、これを正式な名称にしようと思う。名付けて「CX機能展開」です。