今回はルーティンの中身ついて書きます。

 日課や衣食住を時間のフレーム通りに連日こなせるようになると、ルーティンとは何かを立ち止まって考えたくなります。

 確かにルーティンとは、毎日同じ時間帯に同じ動作を意識的に反復することです。ただ、大きな括りで動作を命名してしまうと(例えば「朝食」や「入浴」などですが)、それだけではルーティンとは言えません。一連の動作手順を伴って初めてルーティンと言えます。野球選手のイチローはバッターボックスで行う一連の動作がありますが、それを無視して「打席に入る」ことだけの動作ではルーティンとは言えません。入らなければ野球にならないので、「打席に入る」ことは誰でも行う必須の動作で、これは当たり前なのです。同じように、「朝食」に係る一連の動作を独自に決めていればルーティンであり、「入浴」に係る一連の動作を独自に決めていればルーティンです。

 このように見た上で、もう一度ルーティンを詳しく定義すると、毎日同じ時間帯に同じ動作手順を意識的に反復すること、と言えると思います。