発達障害治療研究ノート No647 #漫画の話#137 リエゾン-こどものこころ診療所-最終章#186 緩和ケア⑧

 

2025年6月15日更新

私は、ASDの長男を持つ父親であり、東京・品川の高輪台で「アイデス・クリニック」の院長を務めています。また、児童発達支援や放課後等デイサービス「キッズプレイスたかなわだい」「キッズプレイスたかなわだいⅡ」の顧問医師も担当しています。

 

今後、発達障害のお子さん向けに、統合的発達サポートシステムの紹介や、日常生活に関する話、そして発達障害の子どもを持つ親御さんたちに役立つ情報を発信していく予定です。どうぞよろしくお願いします。(医学に関する考察や論文は、アイデス・クリニックのHPの院長コラム、メルマガ、YouTubeチャンネルで公開しています。)

 

発達障害治療研究ノートNo647 #漫画の話#137 リエゾン-こどものこころ診療所-;最終章#185緩和ケアケア⑧

 

講談社「モーニング」連載中の人気医療マンガ『リエゾン -こどものこころ診療所-』が、いよいよ最終章に突入しました(2020年連載開始)。しています。

 

【感覚の世界で生きていた幼少期──佐山先生の回想が胸を打ちます】

 

今回のリエゾンは、佐山クリニックの診察室から始まります。前回に続き、志穂先生が佐山先生に問診を行うシーン──どうやらこれは、彼女にとっての“最終試験”なのかもしれません。

問診を通じて語られていくのは、佐山先生の生い立ちです。

彼は、実母を出産直後に亡くし、父親の妹──つまり叔母に引き取られて育てられたという背景を持っています。そして、父親のことを「あの人」と呼ぶ佐山先生。

その呼び方からは、二人の距離感がにじみ出ています。

物語は、自然と回想シーンへ。色や音、温度やにおい──文字や言葉ではなく“感覚”で世界を捉えていた幼少期の佐山少年が登場します。

叔母や周囲の人々のさりげない支えの中で、ゆっくりと育っていく姿は、多くの読者の胸に響くと思います。私にとっては、外来や施設の利用者や自分の子供にも通じるものがあり、特に胸に響きます。中でも、感覚過敏や偏食といった描写は、ASD(自閉スペクトラム症)の特性と重なる部分もあり、「あれ、自分やうちの子ももそうだったかも」と感じた方も多いのではないでしょうか。

 

実は、私自身も納豆と白米しか食べられなかった時期があったり、過剰な心配や過緊張があったり、小学校入学前に「実は文字が読めなかった」と親にバレて、読み書き特訓を受けたことを思い出しました……。

 

物語は再び、現在の診察室へ。佐山先生が語るのは、叔母の死によって父親のもとに戻ったときのこと。その後、兄弟たちと写真を撮るシーンで今回の話は幕を閉じますが、叔母と離れた頃の記憶が曖昧であることが示され、そこには強いストレスの痕跡が見え隠れします。

次回は、おそらく父や兄姉と過ごした日々が描かれるのでしょう。穏やかではない空気がすでに感じられ、物語の緊張感が高まります。

なお、回想と現在が“スクリーントーン”で巧みに切り替えられている演出も非常に印象的でした。視覚的にも心情的にも、ぐっと引き込まれる構成です。


 

それでは、また次回。

 

小冊子:「世界を救う天才をあずかったご両親へ」

https://idss-clinic.com/wp-content/uploads/2024/10/fd3108954dfe6d26816ae50c920618dc-2.pdf

 

 

You tube ライブの話: 未定

 

受験栄養外来も開始しています。

開始したばかりですが、難関高合格等の成果がすでに出ております。

予約枠に限りがありますので、ご興味のある方お早めにご連絡ください。

 

対談動画も配信開始しました。

https://youtu.be/7XK7888YWEU

 

ママとパパにための発達障がい入門講座

https://youtu.be/LZ3h4ieBbBs?si=7FrvQjoncjTOLsqo

 

マリヤ・クリニックの柏崎先生と共著で本を出しました。

発達障害の内科的治療の手引

https://amzn.asia/d/1FjyHqX

 

本の紹介動画です。よければチャンネル登録をお願いします。

 

 

https://youtu.be/3NTsFLiNdS

併設施設の児童発達支援・放課後等デイサービス キッズプレイスたかなわだいで提供しているおやつのレシピ動画です。こちらもよければチャンネル登録をお願いします。

 

 

https://youtu.be/MAHY4_0QfN0

 

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クリニックが取材された本が出版されました。

発達障害に対して栄養療法などの治療を行なっている7人の医師のインタビューと、それに対して国立精神・神経医療研究センター病院の功刀浩先生がコメントされています。この手の本では、客観的視野に立った今までになかった本だと思います。

 

「発達障害 食事・栄養・キレーション療法をご存じですか?」

https://amzn.asia/d/3iowuR9

 

免責事項

 

当ブログでは、できる限り正確な情報を提供するよう努めています。しかし、医療の進展や新しい診断基準の策定により、掲載内容が古くなる可能性があります。そのため、すべての情報が常に正確であることを保証するものではありません。

また、患者さんそれぞれの状況は異なるため、全てのケースで安全性を保証できるものではありません。

 

注意事項

 

発達障害の治療に関して、インターネット上にはさまざまな情報が存在します。その中には、極端な食事療法や薬の使用を推奨するものもあります。当院で行っている生化学的治療は、個々の患者に合ったサプリメントの調整を行い、環境調整やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、PT(理学療法)などを組み合わせた包括的な指導を通じて効果を引き出しています。

 

そのため、生化学的治療を行う際は、必ず専門家の指示に従うことが重要です。自己流の治療や、医療の専門家ではないインターネットサイトからの情報に基づいた治療は、有害な影響を引き起こすリスクがありますので注意してください。また、お子さんに関して不安や疑問がある場合は、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。

 

現在、治療研究や外来診療が多忙なため、個別のメッセージや質問には対応しておりません。今後は、皆さまに有益な情報をHPなどで提供していく予定です。また、平成31年3月よりメルマガも配信しており、こちらでも情報をお届けしていますので、ぜひご利用ください。

 

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