長男の治療を通して、学んだことや感じたことを備忘録も兼ねて書いていきます。身内の経過を報告することは、その判断や記憶に大きなバイアスが入る危険性が高いので、医療者として研究者としてあまり良いことではないでしょうが、記録をしないと治療の内容が忘れ去られてしまうので、できるだけ誠実に記載していくつもりです。

 

#キッズプレイスたかなわだい その11: 内見の話 その4

 

キッズプレイスたかなわだいは、発達障害のお子さんのための児童発達支援放課後等デイサービスです。自閉症スペクトラム障害:ASDや注意欠陥多動性障害:ADHDなどの発達に問題に抱えたお子さんのための施設です。平成30年7月1日に開設しました。

 

不動産屋さんに先導されて建物の中に入ります。物件は3階建ての建物の1階部分で、隣に高齢者用デイケア施設が入っていました。ゴルフの室内練習場がクローズするということで、この物件が開くことになったそうです。

中に入ると、室内練習場が入っていたとのことで、充分な広さが取れそうです。内見当日は曇りでしたが、庭側の窓が大きくて採光が取れるので結構明るいです。練習場部分以外にも、住居として使っていた部分もあって、クリニックをやる部分も確保できそうでした。

隣のデイケアと共同の庭も付いており、自由に使って良いとのことで庭を見てみました。庭は草生した庭があり、長い年月にで溜まった雑多なものが置かれていたり草が多いためその全容はあまりはっきりしませんでした。ただ、庭に面した窓の外に手水があって、その手水が竹垣で囲われていました。

 この手水と竹垣を見て、この庭は日本庭園であり、オーナーはお茶をやっている方なのではないかと思いました。この手水は別目的に使っていたかもしれませんが、手水の配置を見て実際に使えるように窓際に置いていたのにはしびれました。「この庭は良い庭に違いない」と。

それではまた次回。

 

キッズプレイスたかなわだい

FB: https://www.facebook.com/kpt.2018/

 

 

 

注意事項 免責事項

様々な情報がインターネットなどで散見されます。その中には、極端な食事療法や薬剤の使用等などもあります。長男に施した、生化学的治療は、患者個人に合わせたサプリメントを始めとした調整や、生活全体に対して包括的に指導を行う必要があります。生化学的治療を行う場合は必ず専門家の指示にしたがって治療を行ってください。現在紹介している治療内容等は、掲載時の知見に基づいているものです。今後治療内容の変更等がある場合があることをご了承ください。

 自己流での治療や、医療関係者以外が提供する治療を行った場合は、効果がないばかりか逆に、危険な有害事象が発生することがありますので注意が必要です。また、自分のお子さんのことなどで、疑問に思うことはかかりつけの医師にご相談ください。

 

参考文献

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1095-1102(2011)

2)内匠 透.自閉症と睡眠・消化管障害. 実験医学増刊心と体のクロストークから解く精神・神経疾患.Vol 30-No.13. 2018-2021(2012)

3)瀬川昌也、社会技術研究システム・公募型プログラム 研究領域「脳科学と教育」研究課題「神経回路の発達からみた育児と教育の臨界齢の研究」

4) Kubota T, Mochizuki K, Epigenetic Effect of Environmental Factors on Autism Spectrum Disorders. Int J Environ Res Public Health. 2016 May 14;13(5). pii: E504. doi: 10.3390/ijerph13050504. Review.

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9) 藤原武男,高松育子. 自閉症の環境要因. 保健医療科学 2010 Vol.59 No.4 p.330 -337.

10) Suzuki K1, Nakai K, Sugawara T, et al. Neurobehavioral effects of prenatal exposure to methylmercury and PCBs, and seafood intake: neonatal behavioral assessment scale results of Tohoku study of child development. Environ Res. 2010 Oct;110(7):699-704. doi: 10.1016/j.envres.2010.07.001. Epub 2010 Aug 1.

11) Woodruff TJ1, Axelrad DA, et al. Trends in environmentally related childhood illnesses. Pediatrics.2004 Apr;113(4 Suppl):1133-40.

12)Roberts JR, Karr CJ; Council On Environmental Health. Pesticide exposure in children. Pediatrics. 2012 Dec;130(6):e1765-88. doi: 10.1542/peds.2012-2758. Epub 2012 Nov 26.

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14)S.P.Bessman et al:The treatment of lead encephalopathy; a method for the removal of lead during the acute stage:Pediatrics. 1954 Sep;14(3):201-8.

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18)日本食品成分表準拠アミノ酸成分表2015(文部科学省)

19)食品たんぱく質の栄養価としての「アミノ酸スコア」.JFRLニュースVol.1,No.20,1988年

参考図書

1)発達障害の謎を解く, 鷲見 聡, 日経評論社, 2015

2)乳幼児健診ハンドブック. 平岩幹男、診断と治療社、2006(2014年に改訂第3版発行)

3)発達障害の理解と治療・支援. 東京小児療育病院 医療スタッフ、東京小児療育病院、2015

4)発達障害 子供を診る医師に知っておいてほしいこと 日常診療、乳幼児健診から対応まで、平岩幹男、金原出版株式会社、2009

5)乳幼児の発達障害診療マニュアル 健診の診かた・発達の促しかた 州鎌盛一、医学書院、2013

6)プライマリケアで診る発達障害、黒木春郎、中外医学社、2016

7)データで読み解く発達障害、平岩幹男編、データで読み解く発達障害、中山書店、2016/11/13’

8)American Psychiatrisc Association, 日本精神神経学会、日本語版用語監修、高橋三郎、大野 裕監訳、DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル. 医学書院: 2014

9)発達障害の原因と発症メカニズム 脳神経科学からみた予防・治療・療育の可能性、黒田洋一郎、木村-黒田純子、河出書房新社、2014

17)柏崎良子、発達障害の治療の試み、株式会社ヨーゼフ2014

18)柏崎良子、栄養医学ガイドブック、学研、2008

19)柏崎良子、低血糖症と精神疾患治療の手引き、イーグレープ2007

20) 大森隆史、発達障害を治す、幻冬社、2014

21)ジェリー・マシューズ.発達障害の子供が変る食事.青春出版社2012

22)William Shaw.Biological Treatments for Autism & PDD. GPL 2008

23) テキストブック児童精神医学、井上勝夫、日本評論社2016

24) 渡邉泉、久野勝治, 環境毒性学, 朝倉書店、2014

25)大森隆史、「重金属」体内汚染の真実、東洋経済、2010

26)臨床栄養,腸脳相関各種メディエーター、腸内フローラから食品の機能性まで、医歯薬出版株式会社、Vol.128 No.6 2015-5

27) 生田哲、食べ物を変えれば脳が変わる、PHP新書、2008

28) 杉山登志郎発達障害の薬物療法ASD・ADHD・複雑性PTSDへの少量処方、岩崎学術出版社、2015

29) 矢作直也編、実験医学増刊 遺伝子制御の新たな主役 栄養シグナル、羊土社、Vol.34-No.15 2016

30)谷池雅子編、日常診療における子どもの睡眠障害、診断と治療社、2015

31)坪田一男編、ブルーライトテキストブック、金原出版株式会社、2016

32)ウイリアム・ウオルシュ, 栄養素のチカラ、らべるびぃ予防医学研究所、2017

33)乾敏郎、脳科学からみる子供の心の育ち方 認知発達のルーツをさぐる、ミネルヴァ書房、2013

34)田地陽一編、基礎栄養学 第3版羊土社、2017

35)陳氷雅、筆談で覚える中国語 サンマーク出版、2017

36)高橋宏知、メカ屋のための脳科学入門 日刊工業新聞社,2016

 

参考サイト

1)Dr. Herbert’s Talk PDFs and Links.

 http://www.autismrevolution.org/dr-herberts-talk-pdfs-and-links/

(参照2016-11-26)

2)Laura W. Autism spectrum disorder in children and adolescents: Overview of management. In: Up To Date, Marilyn A(Ed) Up To Date, Waltham, MA. (Accessed on December 12 , 2016.)

3)Kevin R K. Attention deficit hyperactivity disorder in children and adolescents: Overview of treatment and prognosis. In: Up To Date, Marilyn A (Ed) Up To Date, Waltham, MA. (Accessed on December 12 , 2016.)

4)L Erik von H. Specific learning disabilities in children: Educational management. In: Up To Date, Carolyn B (Ed) Up To Date, Waltham, MA. (Accessed on December 12 , 2016.)

5)Penelope P. Intellectual disability in children: Management, outcomes, and prevention. In: Up To Date, Marc C P (Ed) Up To Date, Waltham, MA. (Accessed on December 12 , 2016.)

6)Laura W. Autism spectrum disorder in Children and adolescents: Complementary and alternative therapies. Up To Date, Marilyn A(Ed) Up To Date, Waltham, MA. (Accessed on December 13 , 2016.)

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7) Deaths Associated with Hypocalcemia from Chelation Therapy --- Texas, Pennsylvania, and Oregon, 2003—2005

https://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5508a3.htm

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8) 発達期のセロトニンが自閉症に重要-脳内セロトニンを回復させることで症状が改善-(理研プレスリリース) 

http://www.riken.jp/pr/press/2017/20170622_1/  (Accessedon June 27, 2017)

9)栄養素の説明- タンパク質 必須アミノ酸と非必須アミノ酸. オーソモレキュラー. JP. http://www.orthomolecular.jp/nutrition/amino2/#cys

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10) 福岡大学理学部化学科、講義資料生化学,脂質

http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/index.htm(Accessed on July 16, 2017.)

11)PIXTA 画像・動画のサイト. https://pixta.jp/tags/内臓脂肪?search_type=2

(Accessed on July 14 , 2017.)

12)生命科学教育シェアリンググループ. http://physiology1.org/index.php. (Accessed on July 14 , 2017.)