今回はアニオタモードなので少し壊れていますがご了承下さい。orz
はじまりました、アニメ版「RDG」!!!!
(ネタバレはさせないつもりですが多少あるかも、、、、(笑))
「RDG」は萩原規子さんの小説でレッドデーターガールの略称です。おいらは萩原規子さんの小説は「空色勾玉」時代からのファンで、日本神話とファンタジーを融合した一大傑作だと思っています。ついにその「RDG」がアニメ化されつい先日第1話が放映されました。
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しかも製作があの「花咲くいろは」を作ったP.AWORKSとくれば泉水子がどのように描かれるのか期待感十分でした。
ちなみに小説「RDG」の泉水子ちゃんはこんな感じ、、、
それがアニメ版になると
おおおお!!いいです。いいです。
でも個人的には相楽深行(さがらみゆき)がカッコよすぎー!!
このお話は日本神話を素材にしたファンタジーなのですが、どうやら作者の萩原規子さんは一貫して日本神話の光と闇をテーマとして扱っているみたいなのです。たとえば彼女の初期の小説「空色勾玉」には高光輝の大御神はイザナギ、闇御津波の神はイザナミ、照日王はイザナギの子アマテラス、同じく月代王はツクヨミとなり、そうなると主人公の少女・狭也とは対照的なキャラである稚羽矢はスサノオということになっています。そういえば闇御津波は古事記に記されている闇御津羽神(クラミツハ)をもじっていると考えられ、この神様は日本神話では、神産みにおいて、伊弉諾尊が軻遇突智命を斬り殺した際に生まれたとされています。この闇御津羽神は闇龗神や高龗神、瀬織津姫同様に、龍神でり、龍は水や雨を司る神とされているのです。
この「光」と「闇」の対立について、中沢新一は「空色勾玉」の解説で「解決不能とは、光である文化の原理と死が象徴する自然的生命の原理とを調停できる存在が欠けていることを意味している。(中略) 記紀には、神話体系としていちばん重要なはずのその仲介者を、はっきりと描くことに失敗しているのである。」と記しています。つまり彼女は日本神話の補完を行いながら、記紀には記されなかった古い日本について探求しているのです。
このお話の舞台は、初めに外津川の玉倉神社というところが出てくるのですが、明らかに奈良県十津川村の玉置神社(たまきじんじゃ)がモデルだとわかりますよね。この玉置神社は大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂直下の9合目に位置し、大峯奥駈道の靡(行所)のひとつです。つまり修験者にとっての聖地でもあるのです。ここは姫神を祀っているわけではないのですが、少し手前にある天川村の天河神社には厳島、竹生島に並ぶ日本三大弁財天の一つ、天河大弁財天が鎮座しています。ここも大峯奥駆道の一つであり、どうも修験道を調べていくと姫神に行きつく傾向があるのはおいらの実感だけではないと思います。たとえば今でも山の神が女性と考えられているのでマタギが山に入るときは奥さまにしばらく触れないとか、海のほうでも船霊さまとして船主の奥さまの髪の毛を入れたりする習慣がありますよね。しかも興味深いのは山の神は決してきれいな女神ではなく、魚のオコゼを持っていったりすると喜ぶといった伝承もあるそうです。だから顔の醜いオコゼを持って行って「あなたのほうが美しいですよ」というと喜ぶ、これってなんだか木花開耶姫のお姉さんのイワナガヒメに通じるところがありません?つまりおいらはもともと渡来人が持ってきたニニギやアマテラスの神話以前に今では名もなくなった女神の存在があると思っているんですよ。これが今回のRDGの姫神と通じるところがあると感じています。
こんな日本民族の古来の力、アミニズムと融合した女神の存在を感じながらアニメを見るとより一層この話が面白くなってきますよね