岩田健太郎先生の言っていることがまったくわからない私.

岩田先生のエントリー
大飯原発再稼働について考える.


(以下敬称略)

ある方のツッコミ:
電気が止まるとただちに命の危険に直面する人(例えば人工呼吸器利用者)のことはスルー?

岩田:
スルーしなくても理路は同じです。そういえば台風でも停電しましたね

横から私のツッコミ:
つまり結論ははじめから決まっているということですね.

岩田:
違います。どちらの結論になるかは誰にも分からず、リスクは相方向性にある、というのが理路です

私:
原発再稼働に反対するといっているように見えるのは私の読み違いでしょうか.

岩田:
そうです.結論はどちらになるか分からないけれど、どちらがましなリスクか、という話です

私:
先生は当該エントリーで「ぼくが大飯原発再稼働に反対なのは、停電リスクが存在しないという幻想を抱いているからではありません。」と言っていますが,それについて私がこだわるのは,より大きな文脈に対する私の理解が足らないとうことでよろしいでしょうか.

岩田:
ぼくに、そのこだわりに対する理解が足りていないのでしょう

私:
ああなるほど.私は当該エントリーから原発再稼働のリスクと停電のリスクをロジックを用いて比較しているように読めたし,いまでもそう読めるので,この点についてはおそらく論をつくしても理解し合えないということがわかって安心しました.



今の私の印象としては論説の使い方として,橋下≒岩田.

いや私当時は仙台にいて,停電も原発もそれぞれ15%くらいずつ当事者だから,どっちの不都合も経験したけど,はっきり言って比較なんて無理.