ギターを初めてちょうど10年になる.このブログでもまったくギターの話題がないが,確かに今,10年間でもっともギター熱が冷めている状態である.一週間弾かないこともまれではない.信じがたいことだ.あんなに忙しい研修時代でさえ,あるいは忙しかったからこそそのバランスをとるために手に取っていたギターも,科学の妄想的魅力の前に存在感が薄れてしまっている.

逆に言うと,これほどまでにギターにのめりことはなかった.やはり,のめり込めるということが才能なのだろう.寝る間を惜しむほどにギターを弾くことはなかった.それはやはり,趣味なのだろう.

すこし残念だが,そうであるのだから,そうであると受け入れるしかあるまい.