私がいま習っている教室は、仙台のTGAというところである。いちおう「東北ギターアカデミー」となっている。いまはグループがどうなっているかわからないが、ピアノ教室やチェロ教室もあり、そのグループ名となると「東北芸術アカデミー」に変身し、いずれにしてもTGAと都合がよい。

教室はパークタウンの師匠自宅と東北大片平キャンパス近く、北門食堂の向かい3Fにある(ローカルネタすぎます)。

師匠はいわゆる満州帰りの人で、前にも書いたが小澤征爾や武満徹と一緒だ。近所だったという伝説もあるが本当だろうか。若い頃はスペインに留学したり、カナダのエンターテイメントTVショーのでたり、CMの作曲をしたり、「笑っていいとも」に出演したり、と不思議な経歴をたくさん持っている。これは伝説でなく事実である。

この教室に通い出したのは大学2年の9月くらいからだ。それまでは独学でやっていた。

師匠についてわかった重要なことは「独学はほとんど無理」ということであった。というより、習う・答えを教わるということの効率の良さを前に、独学という状態の非効率さが非常にきわだつのだ。答えを知っている人に答えをそのまま教わるということ、それは悪いことではない。逆に言うと、自分の頭で答えをひねり出すことにあまりこだわる必要はない。楽器に限らず私はそう思っている。

問題はだれにつくかということである。これは手術でも同じだ。



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