先日、大阪松竹座で公演している『六代目中村勘九郎襲名披露 九月大歌舞伎』を観てきた。
中でも、『雨乞狐』なる近年創られた演目ではあるが、その設定が身近な源九郎狐に関わるものとわかり、とても楽しみにしていた。
音に聞こえし 源九郎狐
その血をひいたる 孫の孫 そのまた孫の♪
野狐を演ずる六代目中村勘九郎。
干魃に悩まされる人々を救わんがため、雨乞いの踊りを踊り始める。
巫女や座頭、小野道風、狐の嫁と早変わりを演じ分けて、踊りもみごと。
最後に元の野狐が再び現れると、どこからか『初音の鼓』の音が聞こえてくる。
それは雨を降らせた功により、野狐に『勘九郎狐』の名が与えられたと告げたものであった。
演目の背景には、『初音の鼓』『源九郎狐』『義経(九郎)』『静御前』というキーワードがある。この関係については次回に回すとします。
源九郎稲荷を勧請している私としては満足の演目でした。皆さん、オススメです。
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