子どもの頃、映画やドラマをみて、自分も『選ばれた人間』だったらと思ったものです。
岩に突き刺さった誰も抜けない剣が、自分が手にした瞬間にすっと抜けたり
自分の親が石油王で、その莫大な資産をひきつげたり。
そこまで劇的なヒーローでなくても、もっと自分に能力があればと思っていました。
行き当たりばったりで海外留学をしたり、医学部に編入したりして、今では考え方が随分と変わりました。
『選ばれた人間』でなくとも、何を学び、何を成し遂げたいかを突き詰めることで、大きく自分を高められると考えるようになりました。
どんなに頑張っても勝つことのできない相手がいるかもしれませんが、昨日の自分を超えるのは遥かに容易です。
新聞ダイジェストを読むようになり、以前に比べてはるかに色々な知識がついたのを実感しています。
『選ばれた人間だったら』と無意味な幻想をただただ抱くより、『どうすれば理想の自分に近づけるか』を意識して現実的な努力を続ける方が遥かに建設的だと考えます。