水素イオン発生スティックの酸還元電位を測定してみます。使うのは埼玉県寄居町の水道水です。

 水道水の酸化還元電位の初期値は下記の通りです。

 

 590mVという高い数値を示しています。一般的な飲料水としては褒められた数値ではありません。そこに水素イオンスティックを浸漬して状況を追ってみます。

 

 

 まずは30分後の数値です。

 

 

 148という飲料水としては許される数値まで下がってきました。続いて60分後の数値です。

 

 

 70mVという飲料水としては安心して飲める状況になっています。それではそのままの状況で120分後の数値はどうでしょうか。

 

 

 ついに数値がマイナスの領域に入り素晴らしい還元水になってきています。

 

 そこで酸化還元電位について少しだけ触れておきます。

「酸化還元電位」が低いということは還元力が強い、すなわち抗酸化力があるということになります。化粧水や乳液などの液状化粧品に「酸化還元電位」の低い水をいれておくことにより、化粧品の他の抗酸化 成分(ビタミンCやポリフェノールなど)を無駄に酸化させないという工夫をした化粧品などもあります。
また、一般水を電気分解で還元し活性水素を生成する装置などもあり、電解還元水とか活性水素水などといわれています。