最近植物へのプラズマ照射に関心を持っている方が増えています。身近なテーマだし、農家の方にとっては重要な課題だから当然だとは思います。

 写真の上3個のポットの苗がプラズマ照射を行ったもので、下3個のポットが未照射なものです。

 この実験で驚いたのは発芽してきた二葉の大きさも異なっていましたが、その後の成長過程において、プラズマ照射した苗は害虫の被害をほとんど受けていないのに対して未照射苗はほとんどが害虫の被害を受けていることです。写真のような育苗箱に入れておいただけだから、これだけの被害の違いは驚きだし、とても偶然の産物では片づけられるものではありません。

 今年はプラズマ照射装置を入手された方の何名かの方が種への照射実験をやってみたいということなので、もっと多くの実験結果が得られるのではないかと楽しみです。