前回はパルミトレイン酸についてご紹介しましたが、プラズマクリームには月見草オイルも使っております。

 これはパルミトレイン酸と同じで肌に衝撃とならないものを選定しているからです。

 

 それでは月見草オイルに関しても

 

月見草オイル(イブニングプリムローズオイル)には、肌に次のような効果が期待できます。

  • 抗炎症作用や皮膚をなめらかにする作用がある
  • 日焼けのケアに効果的
  • 肌の水分蒸散を防ぎ、肌のざらつきを解消する
  • 細胞の成長と再生を促進する
  • 神経性のかゆみを鎮める
  • 肌のハリを整える

月見草オイルには、リノール酸やγ-リノレン酸などの必須脂肪酸が豊富に含まれています。必須脂肪酸は肌のバリア機能の形成に欠かせない成分で、年齢とともに体内での生成量が減少します。また、γ-リノレン酸は皮膚のバリア機能を高めたり血行を良くする作用があり、人の細胞を柔らかくできる唯一の脂質です。

月見草オイルは、全身や乾燥が気になる部分に適量を使用したり、他のオイルとブレンドしたり、クリームやリップなどのオリジナルコスメの原料として使用したりすることができます。

月見草オイルは酸化しやすいので、開封後はできるだけ空気に触れさせないように注意しましょう。冷蔵庫で保管したとしても最長で3ヶ月が保存の目安です。

 

 

 上記のように保存期間が短いので、慎重に使うようにしています。

 プラズマクリームではありがたいことに注文が増えていますから、1か月もたたないうちに使い切ってしまうことが多いので最近では保存期間に神経質になることはなくなっています。

 現在月見草オイルをメインとしてアトピー性皮膚炎に対応したプラズマクリームもテストをおこなっています。現状では良好な結果を得られており今後さらなる改良を加える上では安定した材料になっています。