最近、大問題となっている“過剰脱脂”。
眼窩脂肪を必要以上に切除することで、上下まぶたが激しく窪んでしまう症例が後を絶ちません。
眼窩脂肪は、見た目だけでなく、眼周囲の立体感や若々しさを保つための重要な組織。
それを根こそぎ失うことで、
・疲れ切った印象
・老けた印象
・不自然でゾンビのような目元
といった、明らかな審美的障害が生じます。
本来クマ取りはこういった印象を改善させるためのものなのに、逆効果になってしまいます。
【過剰脱脂による激しい落ち窪み】
“過剰脱脂”独特の目元です。
眼球ごと目周りががっぽりと落ち窪んでいます。
過剰脱脂を行う一部の医師は、このような形態を良しとし、「まぶたは窪んでいる方が美しい」と主張しています。
とんでもない価値観です。
美容外科医としては致命的です。
これに対し、ヒアルロン酸注入で修正しました。
ここまで治せれば、“恐ろしい印象”からは脱却。
まだ落ち窪みは残っていますが、ご本人の希望で控えめな治療としました。
眼窩脂肪は、一度失えば元には戻りません。
だからこそ、「取ること」よりも「残す判断」ができるかどうかが、何より重要です。
短期的な流行や、極端な価値観に振り回されず、
本当にその手術が必要なのか、慎重に考えてください。
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今回の施術の概要
☑︎施術名
ヒアルロン酸注入(ボルベラXC)
☑︎施術内容
製剤を注入し、形態を整える。
☑︎リスク
痛み・感染・内出血・血腫・一時的な開瞼障害・凹凸・血管閉塞・アレルギー反応など。
☑︎通常料金(税込)
ボルベラXC 88,000円/1本1cc
今回は1.9cc使用
特殊部位手技料 22,000円
モニター随時募集中
(モニター適用には審査があります)





