こんにちは🌸

 

今日はまたお勉強について、ちょっとしたコツをひとつまとめてみます✨

 

私は東大生だった頃、東大受験専門塾「鉄緑会」で英語科講師をしていました。

 

私の教え子からは東大に約100人、そのうち理三に10人合格しました!

また妹にも少し勉強を教えたりアドバイスをしたりして

妹も東大生になりました!😊

 

 

1.どんどん覚えられるようになるための大前提

 

多くの受験生を悩ませる「暗記」の難しさ。

 

講師時代にも「なかなか覚えられない」「暗記が苦手」というご相談をたくさんいただきました。

しかし、話しを聞いてみると、おもしろい暗記術を教える以前に、勉強のしかたそのものに問題があるケースがとても多かったです!😲

 

 

具体的には、圧倒的に復習不足で「やりっぱなし」になっている人が多すぎました💦

 

おそらく今このブログを見ている受験生のかたの95%が、復習不足だと思います。

 

 

2. 長期記憶と短期記憶のおはなし

 

 

 

この忘却曲線、見たことあるというかたも多いかと思います😏

人は悲しいことにどんどん物事を忘れていくのです。

 

しかし、一度「長期記憶」になったもの、自分の中で常識となったものは

頭の中から消え去ることはありません👍

 

つまり、暗記において大切なことは、

覚えたい知識が忘れ去られる前に長期記憶にしてしまうこと

これをどんどんできるようになれば暗記は簡単になるし、楽しくなります✨

 

 

 

3. 長期記憶の箱とは?

 

この、短期記憶から長期記憶にかえていくことを、

わたしは「長期記憶の箱に記憶のボールをいれていく作業」とイメージしています❗️

 

 

授業をきいたり問題を解いたりして、新しい知識がどんどんインプットされますね。

その1つひとつがボールだとして、あたまの中の空間に散らばっている状態。

そのままではどんどん転がって、どこかにいってしまうのです💦

 

 

このボールたちを、もう転がっていかないように

「長期記憶の箱に入れる」ことをイメージしてみてください😲

 

このために必要なのが、インプットしてから短い間に何度も復習することです✨

転がっていきそうなボールを何度も拾い上げて箱の近くに寄せてあげるイメージ。

 

具体的には、

授業なら休憩時間にさっき書いたノートを見直す。

授業が終わったらまた見直す。

お家に帰ってからまた見直す。

翌日朝に見直す。

・・・

 

問題集なら数問といたら軽く見返す。

違う教科をやる前にまたノートを見直す。

その日の夜に簡単に見直す。

・・・。

 

こんな感じで軽い復習をたくさんやってあげましょう!

 

そうしていくと、ある時

「長期記憶の箱」に知識が入った!というタイミングが来ます😲

 

数日あけてもすぐ思い出す時や、ずいぶん前にやったことをふと思い出す時です😊

 

 

ここまでくると、もうボールがどこかに行ってしまうことはなく、

ずっと頭の中にいてくれるわけですね💡

 

みなさんが勉強しても勉強しても忘れてしまうのは、

この「長期記憶の箱に入れる作業」をせずにどんどんボールばかりを増やしているからです。

 

 

30分勉強をしたら、5分でその内容を復習する。

1時間たったらまた最初からその1時間分を5分で簡単に復習する。

お昼ごはんを食べたら午前にやったことを10分かけて簡単に思い出す。

寝る前には今日やった内容を30分かけて見直す。

翌日は昨日の復習を1時間やる✏️

 

 

これは極端な話しではありません。

私は今中国語を勉強しているのですが、

テキストをどんどん進めるのではなく、3つすすめたらまた1に戻り、次は4まで進めてまた1に戻り・・・とかなりの時間を復習にあてながら進めています。

 

 

すると、単元5になった頃には1の内容を丸々覚えているのです✨

これを毎日進めていくと、どこかのタイミングで頑張らなくても例文などが自然にでてくるようになります。

そのタイミングが、「長期記憶の箱に入った」タイミングなのです!

 

 

復習は雑でも大丈夫。質より回数が大切です。

 

少し難しいお話しになってしまいましたが、イメージできましたでしょうか?

ぜひ復習やおさらいに、これまでよりも時間をさいてみてくださいね。

 

 

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