こんばんわ、溝渕ケンイチロウです。
今日は、ドラムに張ってある「ヘッド(皮)」について触れてみます。
ドラムセットを見たことのある方は、ご存知かもしれません。
ドラムには「ヘッド(皮)」が張ってあります。
もちろん、今のドラムは、人工的に作られた皮が張ってあります。
この「ヘッド」は、各メーカーから...
実に多くの「素材」や、多くの「構造」のモノが出ています。
そして、このヘッドの張力をチューニングする事によって、
「音程」の高低を調整していくのです!
我々ドラマーは。
「自分にはこれがベストかな」と思えるヘッドに辿り着くまでに、
何通りもの「素材」や「構造」のヘッドを試していきます。
俺の場合は、何周もして、
結局は「一番基本的なもの」「一番シンプルなもの」に着きました。
レモと言うメーカーの「アンバサダー(コーテッド)」....
これです。
当然ながら、張り替えたばかりのヘッドは「新品」の音がします。
わかりやすく言えば「硬い」のです、音が。これ、悪い意味で。
良い意味で言えば「張りがある」ってことかな。
今、俺のセットに張ってあるヘッドは、
ここ3,4年ぐらい「張替え」をしていません。
バスドラに関して言えば、10年近く張替えをしていません。
昔は、レコーディングのたびに。
ツアーに出るたびに、ヘッドの総張替えをしていたんだけど。
新品のヘッドの音が、張りがありすぎて、
アタッキーすぎて苦手な俺は、こうやって、数年かけて...
セットとヘッドを馴染ませていくのです。
「音がへたっている」と言うのとは、少し違うニュアンスね。
言い方を変えれば、音が成長している。熟していると。
少しでも、60年代のセットにヘッドを馴染ませたい。
それには、やはり....数年かけて「叩き込む」しかないのよね。
もうね、ここまできたら、怖くてヘッド交換が出来ません。
確実に「音」が変わってしまうから。
仮に、俺が「現行」のドラムセットを使っていたなら、
わりと頻繁にヘッド交換をする思います。
ヘッドの交換。
これは本当に、個々の意見が分かれるところです。
でも、ベーシストがレコーディングにおいて、
昔に何度か使った弦を、また持ち出して張って使うように。
(全てのベーシストがそうではないけどね)
やっぱり「馴染んだもの」がベストなのです!
もちろん、これも十人十色で「新品な硬い音」がベスト!
って言う人も居ますしね。
自分の好みの音。
そこに向かう探究心。
楽器の深みですよ。
でも、ごく当然なことです。
俺らの「感情」や「意思」を伝える、最前線の部分なのですから!