ヘッド(皮)のこだわり。 | 11台ドラムバンド「DQS」オフィシャルブログ

こんばんわ、溝渕ケンイチロウです。
今日は、ドラムに張ってある「ヘッド(皮)」について触れてみます。


ドラムセットを見たことのある方は、ご存知かもしれません。
ドラムには「ヘッド(皮)」が張ってあります。
もちろん、今のドラムは、人工的に作られた皮が張ってあります。

この「ヘッド」は、各メーカーから...
実に多くの「素材」や、多くの「構造」のモノが出ています。
そして、このヘッドの張力をチューニングする事によって、
「音程」の高低を調整していくのです!

我々ドラマーは。
「自分にはこれがベストかな」と思えるヘッドに辿り着くまでに、
何通りもの「素材」や「構造」のヘッドを試していきます。

俺の場合は、何周もして、
結局は「一番基本的なもの」「一番シンプルなもの」に着きました。

レモと言うメーカーの「アンバサダー(コーテッド)」....
これです。


当然ながら、張り替えたばかりのヘッドは「新品」の音がします。
わかりやすく言えば「硬い」のです、音が。これ、悪い意味で。
良い意味で言えば「張りがある」ってことかな。

今、俺のセットに張ってあるヘッドは、
ここ3,4年ぐらい「張替え」をしていません。
バスドラに関して言えば、10年近く張替えをしていません。

昔は、レコーディングのたびに。
ツアーに出るたびに、ヘッドの総張替えをしていたんだけど。

新品のヘッドの音が、張りがありすぎて、
アタッキーすぎて苦手な俺は、こうやって、数年かけて...
セットとヘッドを馴染ませていくのです。

「音がへたっている」と言うのとは、少し違うニュアンスね。
言い方を変えれば、音が成長している。熟していると。

少しでも、60年代のセットにヘッドを馴染ませたい。
それには、やはり....数年かけて「叩き込む」しかないのよね。

もうね、ここまできたら、怖くてヘッド交換が出来ません。
確実に「音」が変わってしまうから。

仮に、俺が「現行」のドラムセットを使っていたなら、
わりと頻繁にヘッド交換をする思います。


ヘッドの交換。
これは本当に、個々の意見が分かれるところです。

でも、ベーシストがレコーディングにおいて、
昔に何度か使った弦を、また持ち出して張って使うように。
(全てのベーシストがそうではないけどね)
やっぱり「馴染んだもの」がベストなのです!
もちろん、これも十人十色で「新品な硬い音」がベスト!
って言う人も居ますしね。


自分の好みの音。
そこに向かう探究心。

楽器の深みですよ。
でも、ごく当然なことです。
俺らの「感情」や「意思」を伝える、最前線の部分なのですから!