最近、yahooニュースでライドシェアの話題が賑わってるみたいですが
元タクシードライバーの立場から見たら都会で解禁になった場合、最初は新規参入が多数出るでしょうが今の原油高、資材高、経費高で儲かるどころか赤字で撤退が相次ぎ、繁忙の時間帯のみのライドシェア車がタクシーを破滅に追いやり結局はライドシェア解禁前よりタクシーもライドシェア車もいないという状況に陥るのでは?と思います。
東京や京都はどうか知りませんが、よく報道でタクシーが足りないと言われてる福岡市でも繁忙の時間帯にタクシーが足りないだけであり、午後の暇な時間は天神で見てたら空車のタクシーだらけですし大阪や神戸では需給バランスが崩れたままです。そこにライドシェア車が参入しても誰も生活できるだけの稼ぎにならず状況が悪くなるだけです。地方都市や田舎では需要がないからタクシーが少なかったり撤退しているのであり記事を見てますと地域貢献の精神やボランティアみたいなことが言われてますが稼ぎがない事業は資本主義の世の中では持続可能とは言い難いのでは?と思います。
現状、タクシーは1年車検、3か月ごとの点検、クソ高い自賠責(法人タクシーは年に11万円程度)、営業車のクソ高い任意保険など様々な経費が掛かっています。そこに燃料高、車両購入や修理なども高額になっておりどう解釈しても儲かる業種ではありません。ライドシェアでも上に挙げた経費がある程度は免除されたとしてもかなりの金額になると思われ、利益を出すのは容易ではないと思います。またゲロを吐かれたり、暴言、暴行の被害者になることも普通にありまた、お客様は神様意識剥き出しの客も普通にいて精神的ダメージを被ることも多い職業です。それのに加え事故や違反のリスクも大きいです。止まっていても向こうからぶつかってきます。(3回経験あり)タクシー会社勤務だったらすぐに空いてる車をあてがわれますがライドシェア車だったら自爆や事故で普通に2週間から1か月以上営業できない事態に陥ることも普通にあるのでは?と思います。
またタクシー会社や業界の既得権益とか言う人達もいますがタクシー乗り場はタクシー協会にお金を払っていてそこから維持費や場所代をはらっているから利用できるのでありお金を払っていない〇Kタクシーなどは利用できないのは当然のことです。また、様々な事情からレールから脱線した人や病気持ちや鬱や適応障害が完治してない方を雇用しており鬱の人達が1か月、2か月休んでも社会保険を会社が負担して雇用を継続しています。貴方が今、人生がうまくいってても一寸先は闇です。タクシードライバーにもかつて誰でも知ってるような大企業に勤めていた人や高学歴の人も普通にいます。また、病気や精神疾患や介護離職でレールから外れた人達もたくさんいます。そういった人達が未経験で採用され、1年目で年収450万、500万以上を稼ぎ(大都市部で長時間労働が必須になりますが。)家族を養い、人生を挽回できる可能性がある職業は今の世の中、タクシーを除けばどれ位あるでしょうか?また、職場で上司ガチャに外れ鬱病を発症しある程度治って社会復帰したくなったとして雇用する企業や業種がどれ位あるでしょうか?
また、大都市部ではとにかく事故が多いです。自分は60人位の規模のタクシー会社にいましたが相手がいる事故だけで毎月5~10件の物損、人身事故が起こってました。自爆事故も同じ位起こってます。タクシー会社は既得権益どころか社会福祉事業みたいなことになってます。儲からないからひと昔前のコンフォートやクラウンスーパーデラックスが大阪や神戸、福岡のような大都市圏でも未だに大量に走っているのであり、自動運転の技術が発展しても高価な自動運転車を導入するカネがタクシー会社にはないでしょう。
U〇EREATSとか出前館や一部の軽貨物の運転や所業を見ててもお金が欲しくてしょうがない人達がどういう運転や行動をするのかよくわかっていると思います。(自分も信号無視のフードデリバリーの自転車にぶつけられ免停、退場となりました。)タクシードライバーも事故が多く、特に高収入の人達が無茶してますので人のことはあまり言えませんが会社の看板や縛りなどがない以上それ以上のことになると思います。利用者にとっても危険であり、また会社の看板もなく得体の知れない人が運転してる車にカネを払って乗れるのか?という問題が当然出てくるでしょうしU〇EREATSのような管理だと無免許運行、無保険車、送り狼やら暴行事件も出てくるでしょう。
営業手段についてもライドシェア車は売上をアプリに依存せざるを得ず現状の法やシステムですと、メーターや行灯、ネオンサイン(空車とか表示する機械。以外に高価。)を搭載してないので流し営業はダメ、駅やホテル、病院等の乗り場もタクシー協会にカネを払ってないのでダメ、結局、アプリと自分の抱えてる顧客しか営業手段がありません。タクシーの場合、流し、乗り場、会社からの配車、自分や仲間内で抱えてる顧客、アプリと営業方法は色々とあります。最初はライドシェアに流れるタクシードライバーがいるでしょうがすぐに戻るドライバーも多いのでは?と思います。少なくとも自分はおいしい話とはとても思えないです。
結局、今の日本でライドシェアやってもだれにとってもメリットのないシケた話だというのが自分の結論です。
#タクシー #タクシードライバー #ライドシェア