水石 No,149
(故・本多忠三)
銘:【天狗洞谷・てんぐどうこく】
産地:揖斐川・左右 27cm
この石の真ん中、奥まった谷のような洞を覗くと細い一筋の滝の流れを見る事ができて奥ゆかしく感じますが、忠さん曰く。
「主峰は丸っこい頭だけど、全体にガッシリとした山岳の景色を魅せてくれています。」
と力説されました。
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
完成です。
段が無いほうがスッキリするのでしょうが、ご覧のように重心が少し左寄りなので脚のバランスを考えて段付けしました。
いつものように少し上から目線で。
先程も書いたんだけど、向かって左に少しだけ傾いてる。
この石を受け取った時に≪下≫と書いてある場所を真下に持ってきて掘り下げたらこうなりました。
でも、彫っている途中で、
『ひょっとしてこの石は真っすぐに立てて見るつもりかも・・・』
なんて思いが頭をよぎったので勝手に追加でもう一つ作ります。
依頼主さん、もう暫くお待ちを~~。🥺
坪庭モドキのふきのとうが開いてきました。
ここだけ見てると春近し🌸って感じだけど。
まだまだポカポカ陽気とはいきそうにありませんね。