水石 No,146
(故・本多忠三)
銘:【通天峰・つうてんほう】
産地:揖斐川・高さ 25cm
さて、この石は単なる立ち石。
多くのお方が
「そうだろうねー」
なんて言うと思います。
私も
「山と言うにはちょっと無理があるんじゃない?」
などと言いましたが、忠さんは
「山だよっ。」
と言って譲らず
「天に通じるお山です。」
と言い張ってました。
確かに忠さんの言う通り、左下から斜め右に道が続いているように見えます。
もしこんな山があったら、霊山として有名になったことでしょう。
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
作台の順番、替えます。
まだ手首の状態が万全ではないので台作りは一休み。
とはいえ、このままだとどんどん遅れて行っちゃうから現在預かっている石の中で一番小さくて軽い石の台を作り始めて様子を見ます。
製作途中の重たい石は少し後回しにします。
という訳で、久しぶりに公開🆗の石です。
その石は、コレ重さは540g程。
(サイズ/幅7・高さ14・厚み5cm)
(下)と書いたテープが貼ってあり、その部分を一番底に持って行って台付けすればいいのですごく楽です。
立てるとこんな感じですね。
擦れてツルツルなので、安定させるのに苦労するかも。