水石 No,142
(故・本多忠三)
銘:【円空台・えんくうだい】
産地:瀬田川・高さ 18cm
この石は名古屋市にありました≪奈古埜≫で買ったそうです。
≪奈古埜≫の店主さんの〔故・長村憲知氏〕は忠さんの師匠であり天敵でもあったとか。
ある日≪奈古埜≫のこの石を見て円空仏を連想し、この銘が付きました。
この石の凄いのは台が無くてもちゃんと立っていて、しかも上部の平野部が水平になる事です。
勿論、加工無しの自然のままの石なんですよ~。
この石から円空さんを思うなんて、
忠さんの感覚・・・素敵です。
が、実際は何か違うよ~な・・・
これはもっと違う。
やっぱり、姿石は見る人の思い込みが大切なんです
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
作台の続きです。
今回は第4部として胴周りなんかを削り込む作業の途中を載せる予定だったんだけど、あまりにも調子よく進んだので写真を撮り忘れて削り続けちゃった。
なのでこうなります。
完成しました。
掘り込みは30mmくらいで済んだ。助かりました。
石を乗せました。(突き刺しました。かな)
少し上から。
ちなみに、後ろはこんな感じになってます。
台座を後ろから撮ってます。
次はまた公開🆖の石になっちゃいます。お許しを。