水石 No,140
(故・本多忠三)
銘:【慈・じ(いつくしみ)】
産地:揖斐川・高さ 8cm
子供の頃忠さんの生家では、大広間に講演台を作り父親がお坊さんを招き[説教]を拝聴する会なるものを開催していたらしく、この石を見た忠さんはその時のお坊さん~僧正~を連想して[説教]の内容を薄っすらと思い出し、そこから【慈】となったとか。
なので、読みも≪いつくしむ≫とかではなく、仏教用語らしく≪じ≫なんだって。
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
時間がかかっちゃいましたが、穴掘りが終わった。
ラッキーな事に30mm程の掘り込みで安定して立ってる(刺さってる)。
下部に向かって細くなって不安定なので、安定しそうな形で胴回りを作ります。
胴回りの要らない部分をカット。
石の縁周りに段を付けるので、幅は広めにしてあります。