水石 No,79
(故・本多忠三)
銘:【川﨑岳・かわさきたけ】
産地:員弁川・左右 27cm
員弁の石の多くは色が浅くサビが出るからあまり良くない。なんて事を言うお方がたまにいらっしゃいますが、そういう石質だから面白い景色の石が沢山出るんじゃないでしょうか。
サビも石の形によっては良い味出している時がありますね。
員弁の石、私は好きです。
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
微調整の分を残して彫り込みが終わりました。
残りの彫り込みは1mmくらいかな。この1mmを下げる間に傾き等を修正します。
前回、線を引いてそのまま彫って云々・・・と偉そうな事をほざいてしまったので、ホントにちゃんと出来てるのかわかるように正面以外に左右からの画像を載せました。
右から。
前回。
左から。
前回。
殆どズレていないと思います。まぁ、多少のズレはお許しを。
右の三角に入り込んだ所をどう処理するか悩んでますが、削り込みながら少しずつ整えます。
この台は縁周りに段を付けるので幅を広く残して削りました。1cm弱かな。